テレビ版(公式設定)以外のウルトラ戦士
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「ザ・ウルトラマン (漫画)」の記事における「テレビ版(公式設定)以外のウルトラ戦士」の解説
メロス 宇宙警備隊アンドロメダ星雲支部隊長。最大の特徴は、戦闘時に頭部から足までの全身を包む極めて強靭な鎧(メロス曰く「肩当部分は特に強靭である」)で、ブラックホールの高重力から身を守る機能さえ備えているという。ブレスレットからの遠隔操作により、戦闘中でも着脱が可能。鎧の頭部には能面のような目鼻口を持つ顔面パーツがあるが、素顔は初代ウルトラマンに似ている。必殺技は鎧の腹部に装着されたブーメラン「アンドラン」、鎧の肩の部分のサスペンダー状のパーツから発射する「アンドロレーザー N75」、全身のエネルギーを集めて腕から放つ最強の必殺技「レーザーショット・アンドロメロス」。 ゾフィーとは旧知の仲で、ウルトラの国がジャッカルによって壊滅させられた際、ジャッカル軍団に対抗すべく来援した。性格は皮肉屋で、当初は単独でジャッカルを倒そうと先走るが、そのために残り少ないウルトラ戦士が犠牲になったことから反省し、ゾフィーらと共闘する。『ザ・ウルトラマンメビウス』や『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』、『アーマードダークネス』にも登場。 上司にアンドロメダ星雲支部代表のゾルビーがいる。外見はメロスと同様だが、口髭をたくわえるなどやや老け顔に描かれている。名称の由来は太宰治の短編小説『走れメロス』より。 『ウルトラマンメビウス』のテレビシリーズで登場させる案が存在した。 ファイタス メロスの弟。本作での登場当時はブレストプレート状の鎧を纏い、ヘルム状の仮面を着けているために素顔は不明だったが、『アーマードダークネス』ではそれらを脱いだ姿が描かれている。武器として扱うレイピア状の剣からは、螺旋状の光線「スパイラルビーム」を放つこともできる。 最強のウルトラ戦士に憧れ、ウルトラの国の道場で師範代を務めるウルトラセブンに対して勝負を挑むが、敗れて命を落とす。その後、『アーマードダークネス』でピンチのセブンを救出するために飛来すると自らの鎧を貸与し、ブラックホールへ落ちたウルトラの父とウルトラマンヒカリの救出に向かわせた。かつて命を落とした際、ファイタスに新しい命を与えたのが当時命の研究をしていた科学者のヒカリであり、「かつてヒカリに命を救われた」旨の発言もしている。 エルフ ウルトラマンタロウの幼馴染で親友だったが、バルタン星人の王・キングバルタンとなり、宇宙征服を企てる。タロウと再会して改心するが、裏切者と見なされてタロウとともに囚われる。バルタン星人の宇宙侵攻を阻むためにもタロウを脱出させようと、必殺技「ウルトラダイナマイト」を真似て自爆し、動力炉を破壊した。タロウは訓練により自爆しても再生できるが、エルフは無理を承知のうえで自ら死を選んだ。 ウルトラマンレオの両親 故郷の獅子座 L77星がマグマ星人に破壊された際に行方不明となり、死んだと思われていたが、生存していた(以上、「小学二年生」版『ウルトラマンレオ』より)。ババルウ星人の母船へ囚われ、レオ兄弟は脅迫されて心ならずもウルトラ兄弟と戦うことになるが、最終決戦前に両親が自力で脱出したことから、形勢は逆転する。 ウルトラ戦士たち ウルトラ兄弟以外にも100万人存在するとされている、ウルトラの国の一般的なウルトラ戦士。本作に登場する無名のウルトラ戦士の多くは新マンから二重線を削除したような姿をしており、個人名は用いられない。ウルトラ戦士としての一般的な光線技や飛行能力のほか、地球人に変身する能力も持つ。ジャッカル軍団との戦いで壊滅状態に陥った際、ゾフィー以下28人の生き残りは「ウルトラ28人衆」と呼ばれた。そのうちメロスをかばって戦死した者は、後年に発表された『アーマードダークネス』で作中に登場する女戦士アウラの父と設定された。 ウルトラの母の率いる救護部隊・銀十字軍の隊員も登場する。外見は母に似た姿だが、頭の両側の飾りがない。 ベーダー人との戦いの際には、一般的なウルトラ戦士とは赤と銀の配色が逆になっている特殊部隊「ウルトラ忍者部隊」が登場する。隊長であるゾフィーの権限でも、200名しか動員できないとされている。
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