チロシン代謝とは? わかりやすく解説

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チロシン

(チロシン代謝 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/20 09:37 UTC 版)

チロシン(tyrosine)または、4-ヒドロキシフェニルアラニン (4-hydroxyphenylalanine) は、細胞でのタンパク質生合成に使われる22のアミノ酸のうちの一つ。略号は Tyr または Y[1]コドンはUACとUAU。極性基を有するが必須アミノ酸ではない。tyrosineはギリシア語チーズを意味するtyriに由来し、1846年ドイツ化学者ユストゥス・フォン・リービッヒがチーズのカゼインから発見した[2][3]官能基または側鎖のときはチロシル基と呼ばれる。


  1. ^ IUPAC-IUBMB Joint Commission on Biochemical Nomenclature (1983年). “Nomenclature and Symbolism for Amino Acids and Peptides”. Recommendations on Organic & Biochemical Nomenclature, Symbols & Terminology. 2007年5月17日閲覧。
  2. ^ Tyrosine”. The Columbia Electronic Encyclopedia, 6th ed. Infoplease.com — Columbia University Press (2007年). 2008年4月20日閲覧。
  3. ^ Douglas Harper (2001年). “Tyrosine”. Online Etymology Dictionary. 2008年4月20日閲覧。
  4. ^ よくあるご質問とその回答:納豆学会(Nattou Gakkai)”. www.nattou.com. 2022年1月17日閲覧。 “ちなみに、業界ではチロシンのでてきた納豆を見たときには、「この納豆、チロってる」と言います。”
  5. ^ 産総研:ゾウムシが硬いのは共生細菌によることを解明
  6. ^ a b c エビデンスに基づくハーブ&サプリメント事典 ISBN 4524239650
  7. ^ a b 機能性食品素材便覧—特定保健用食品からサプリメント・健康食品まで ISBN 4840807825


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