ティア_(バンド)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ティア_(バンド)の意味・解説 

ティア (バンド)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/21 14:43 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ティア
Týr
イングランド・ビルストン公演 (2013年10月)
基本情報
出身地 フェロー諸島
トースハウン
ジャンル プログレッシブメタル
ヘヴィメタル
フォークメタル
ヴァイキングメタル
北欧メタル
活動期間 1998年 - 現在
レーベル Tutl
ナパーム・レコード
メタル・ブレイド・レコーズ
SWITCHBLADE
公式サイト www.tyr.fo
メンバー ヘリ・ヨエンセン (ボーカルギター)
グンナル・H・トムセン(ベース)
タデウシュ・リエックマン (ドラムス)
旧メンバー
  • ポル・アルニ・ホルム (ボーカル)
    アラン・ストロイモイ (ボーカル)
    ヨン・ヨエンセン (ギター)
    テルイ・スキベナス (ギター)
    オット・P・アルナルソン (ギター)
    アッティラ・ヴェレシュ (ギター)
    カリ・ストレイモイ (ドラムス)

ティア (Týr) は、デンマークの自治領、フェロー諸島出身のプログレッシブメタルバンド

バンド名は、北欧神話軍神テュールから。

概要・背景

バンドのロゴ

1998年に結成された。曲の題材は北欧神話やフェロー諸島に残る言い伝えで、フォーク要素とプログレッシブ・メタル要素が強い。歌詞フェロー語英語で書かれている。

デビューアルバムはヘヴィメタルを扱うことのほとんどない、フェロー諸島のフォーク音楽のレーベルTutlから2002年にリリースされた。Tutlからは2枚目のアルバムまでをリリースした。2006年にオーストリアナパーム・レコードと契約し、活動の幅が広がる。2013年より、アメリカ合衆国の大手ヘヴィメタルレーベル・メタル・ブレイド・レコーズと契約した[1]

2011年リリースの6枚目のアルバム『The Lay Of Thrym』日本盤が新興レーベルSWITCHBLADEからリリースされ、日本デビューを果たした[2]。尚、2013年9月現在SWITCHBLADEレーベルはホームページの内容が閲覧不能であり、レーベル公式Twitterも2012年3月以降更新されていない。

2013年、怪我の悪化によりドラムスのカリが脱退し[3]、9月にリリースした7枚目のアルバムである『Valkyrja』ではナイルジョージ・コリアスがサポートメンバーとして全曲のレコーディングを担当した。

2016年にセッションメンバーを経て、タデウシュ・リエックマン (Ds)が加入。2018年に長らくギタリストとして在籍したテルイ・スキベナスが脱退し、リエックマンと同じハンガリー出身で元ネヴァーモアのギタリスト、アッティラ・ヴェレシュ (G)が加入した[4]

2019年12月初来日をはたした。

補足

フェロー諸島に於ける捕鯨の伝統を妨害するシーシェパードや反捕鯨派に対して、冷静な対話を要求するといった記載がホームページ等に幾度か見受けられ、特にシーシェパードの団体長であるポール・ワトソンに対しては、その主張への反論と同団体の活動への批判をホームページ上に掲載している(文章の署名はヘリ・ヨエンセン名義である)[5]

なお、バンド名は日本盤のリリースがかなり遅かったため、由来となった神と同じ読みで「テュール」や「ティール」と表記されることも多い。フェロー語では「トイル」と発音される。

メンバー

現メンバー

ヘリ・ヨエンセン(Vo/G) 2013年
  • ヘリ・ヨエンセン (Heri Joensen) – ボーカル/ギター (1998- )
  • グンナル・H・トムセン (Gunnar H. Thomsen) - ベース (1998- )
  • タデウシュ・リエックマン (Tadeusz Rieckmann) - ドラムス (2016-)
ハンガリー出身。

旧メンバー

テルイ・スキベナス(G) 2013年
  • ポル・アルニ・ホルム (Pól Arni Holm) - ボーカル (1998-2002)
  • アラン・ストロイモイ (Allan Streymoy) - ボーカル (2002)
  • ヨン・ヨエンセン (Jón Joensen) - ギター (1998-2000)
  • テルイ・スキベナス (Terji Skibenæs) - ギター (2001-2004, 2004-2018)
  • オット・P・アルナルソン (Ottó P. Arnarson) - ギター (2004)
  • カリ・ストレイモイ (Kári Streymoy) - ドラムス (1998-2013)
  • アッティラ・ヴェレシュ (Attila Vörös) - ギター (2018-2020)
ハンガリー出身。元ネヴァーモアなど。

セッションメンバー

7thアルバム『Valkyrja』に参加。
  • アモン・デュルフース (Amon Djurhuus) - ドラムス
  • ヴァルッテリ・ヴァイリュネン (Waltteri Väyrynen) - ドラムス
  • タデウシュ・リエックマン (Tadeusz Rieckmann) - ドラムス
後に正式メンバーとして加入した。

ディスコグラフィ

アルバム

シングル・ミニアルバム

脚注

  1. ^ http://www.tyr.fo/tyr-signs-with-metal-blade-records 2013年11月17日閲覧。
  2. ^ http://www.happinet-p.com/jp2/music/switchblade/index.html
  3. ^ http://www.tyr.fo/kari-streymoy-and-tyr-part-ways 2013年11月17日閲覧。
  4. ^ TÝR Recruits Former NEVERMORE Guitarist ATTILA VÖRÖS BLABBERMOUTH.NET (2018年8月3日) 2019年7月18日閲覧。
  5. ^ http://www.tyr.fo/an-answer-to-paul-watson

外部サイト


「ティア (バンド)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ティア_(バンド)」の関連用語

ティア_(バンド)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ティア_(バンド)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのティア (バンド) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS