nevermore
「nevermore」の意味・「nevermore」とは
「nevermore」は英語の単語で、直訳すると「二度とない」という意味である。主に詩や文学において用いられる言葉で、ある事象や状況が再び起こることはない、という強い決意や絶望感を表現する際に使用される。エドガー・アラン・ポーの詩「大鴉」において「nevermore」という言葉が繰り返し使われ、その詩の象徴的な存在となっている。「nevermore」の発音・読み方
「nevermore」の発音は、IPA表記では/nɛvərmɔːr/となる。IPAのカタカナ読みでは「ネヴァーモー」となり、日本人が発音するカタカナ英語では「ネバーモア」と読む。この単語は発音によって意味や品詞が変わる単語ではないため、一定の発音で統一されている。「nevermore」の定義を英語で解説
「nevermore」は、"at no future time; never again"と定義される。この定義は、ある事象や状況が未来において二度と起こらないことを強調している。例えば、"I will see you nevermore."という文では、「二度とあなたに会うことはない」という意味になる。「nevermore」の類語
「nevermore」の類語としては、「never again」や「no more」などがある。これらの表現も「二度と~ない」という意味を持つが、文脈やニュアンスにより使い分けられる。特に「nevermore」は詩的な表現であるため、一般的な会話よりも文学作品などで見かけることが多い。「nevermore」に関連する用語・表現
「nevermore」に関連する用語としては、「evermore」がある。これは「永遠に」や「いつまでも」という意味を持つ英語の単語で、「nevermore」同様に詩や文学でよく使われる。また、「nevermore」はエドガー・アラン・ポーの詩「大鴉」で頻繁に使われるため、「The Raven」も関連する表現と言える。「nevermore」の例文
1. "I shall see her nevermore."(彼女には二度と会えない)2. "Nevermore shall we allow such a tragedy to happen."(こんな悲劇は二度と起こさせない)
3. "He vowed to drink nevermore."(彼は二度と酒を飲まないと誓った)
4. "Nevermore will I trust him."(彼を信じることは二度とない)
5. "The bird said, 'Nevermore.'"(鳥は「二度とない」と言った)
6. "Nevermore shall I return to that place."(その場所には二度と戻らない)
7. "She whispered, 'Nevermore.'"(彼女は「二度とない」と囁いた)
8. "Nevermore will we see such a sight."(そのような光景を見ることは二度とない)
9. "The word 'nevermore' echoed in his mind."(「二度とない」という言葉が彼の心に響いた)
10. "Nevermore will I forget this day."(この日を忘れることは二度とない)
ネヴァーモア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/28 17:39 UTC 版)
ネヴァーモア NEVERMORE | |
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![]() ドイツ・ディンケルスビュール公演 (2007年8月) | |
基本情報 | |
出身地 |
![]() ワシントン州 シアトル |
ジャンル |
プログレッシブ・メタル スラッシュメタル パワーメタル |
活動期間 | 1991年 - 2011年 |
レーベル | センチュリー・メディア |
メンバー |
ウォーレル・デイン(Vo) ジェフ・ルーミス(G) ジム・シェパード(B) ヴァン・ウィリアムス(Ds) |
旧メンバー | 以下を参照 |
ネヴァーモア(NEVERMORE)は、アメリカ合衆国シアトル出身のプログレッシブメタル・バンド。
同国のヘヴィメタル・バンド「サンクチュアリ」に在籍していたメンバーを中心に、1991年に結成された。
音楽性特徴




現代的な冷淡的でモダンなエクストリーム・ヘヴィメタルサウンドで、時折スラッシュメタルやデスメタル的な側面も持ち、ウォーレルの狂気じみたボーカルと縦横無尽に弾きまくるジェフのギターが特徴である。
アーチ・エネミーのマイケル・アモットが、同バンドに影響されたことをインタビューなどで度々公言しており(アモットは敬意を持って「ねじれたメロディの金脈」と評している)、また他のミュージシャンからのファンも多く、現代のヘヴィメタルバンドに多大な影響を与えているとされる。
略歴
- 1991年、ヘヴィメタル・バンド「サンクチュアリ」のメンバーだったウォーレル・デイン(Vo)、ジェフ・ルーミス(G)、ジム・シェパート(B)とマーク・アーリントン(Ds)より結成される。
- 1992年、デモテープ『Utopia』制作。
- 1994年、アーリントン(Ds)が脱退して後任にヴァン・ウィリアムス(Ds)を迎え、さらにパット・オブライエン(G)が加入しツイン・ギター編成となる。デモテープ『1994 Demo』制作。センチュリーメディアレコードとの契約を得る。
- 1995年、1stアルバム『Nevermore』をリリース。このアルバムは前述の2つのデモテープ制作時の録音を基に構成されている。
- 1996年、ミニアルバム『In Memory』、2ndアルバム『The Politics of Ecstasy』をリリースするが、リリース後にオブライエン(G)が脱退し、ティム・カルバート(G・元フォビドゥン)が加入する。
- 1999年に3rdアルバム『Dreaming Neon Black』をリリース。
- 2000年にカルバート(G)が脱退するが、メンバーは4人のままでレコーディングを行い、4thアルバム『Dead Heart In a Dead World』をリリースする。
- 2003年に5thアルバム『Enemies of Reality』をリリース。
- 2004年、リリース後のツアーでサポート・ギタリストを務めたスティーヴ・スマイス(元テスタメント)が、正式メンバーとなる。音楽プロデューサー アンディ・スニープのミックスによるアルバム『Enemies of Reality』を再リリース(後述)。その縁で、6thアルバム『This Godless Endeavor』のプロデュースもスニープが担当し、翌年にリリースした。
- 2007年、スマイス(G)が脱退。9月22日の「THRASH DOMINATION 07」にて初来日公演。
- 2010年、9月18日,19日の「THRASH DOMINATION 10」出演のため再来日。
- 2011年4月、ルーミス(G)とウィリアムス(Ds)が、個人的な理由や音楽性の相違などから脱退。ウォーレル(Vo)は前年に再結成した「サンクチュアリ」に活動を専念していたため、ネヴァーモアはそのまま活動停止となった[1]。
- 2017年12月13日、ウォーレル・デインがソロアルバム制作のため滞在していたブラジル・サンパウロで心臓発作のため急逝。後にジェフ・ルーミスはウォーレルの死の1年ほど前にネヴァーモア再結成のために話し合いをしていたが、実現しなかったことを明かした。[2]
備考
- 2003年の5thアルバム『Enemies of Reality』はプロデューサにケリー・グレイ(元クイーンズライチ)を迎えて制作され、一回はそのままリリースされたものの、メンバーが出来上がった音に満足せず、同業者のアンディ・スニープにミックスのやり直しを依頼。翌年に再度リリースされた。従ってこのアルバムはオリジナル・ミックス版と、リミックス版の2バージョン存在し、ジャケットが若干異なっている。
- ウォーレル・デイン(Vo)は、チャック・シュルディナー(故人・デス)のサイド・プロジェクト「コントロール・ディナイド」のボーカルとして参加を要請されたが、ネヴァーモアに専念するために断っている。
- ジェフ・ルーミス(G)は、マイケル・アモットにアーチ・エネミーへ参加を要請されたが、ネヴァーモアに専念するためとして当初は断っていた。しかし、2014年11月、アーチ・エネミーのニック・コードル(G)脱退に伴い、後任として加入することが発表された[3]。
メンバー
最終メンバー
- ウォーレル・デイン Warrel Dane - ボーカル (1991- 2011) 現サンクチュアリ
- ジェフ・ルーミス Jeff Loomis - ギター (1991-2011) 元サンクチュアリ
- ジム・シェパード Jim Sheppard - ベース (1991- 2011) 元サンクチュアリ
- ヴァン・ウィリアムス Van Williams - ドラムス (1994-2011)
旧メンバー
- マーク・アーリントン Mark Arrington - ドラムス (1991-1994)
- パット・オブライエン Pat O'Brien - ギター (1994-1996)
- ティム・カルバート Tim Calvert - ギター (1997-2000 ; 2018年死去) 元フォビドゥン
- スティーヴ・スマイス Steve Smyth - ギター (2004-2007) 元テスタメント
ディスコグラフィー
アルバム
- 1995年 Nevermore
- 1996年 The Politics of Ecstasy
- 1999年 Dreaming Neon Black
- 2000年 Dead Heart In a Dead World
- 2003年 Enemies of Reality
- 2005年 This Godless Endeavor
- 2009年 Manifesto of Nevermore コンピレーション
- 2010年 The Obsidian Conspiracy
シングル・ミニアルバム
- 1996年 In Memory
ライブビデオ
- 2008年 The Year of the Voyager DVD/CD
脚注
- ^ 米ヘヴィメタル・バンド、サンクチュアリが25年ぶりのアルバム『The Year The Sun Died』を発売 - amass
- ^ “Exclusive Interview with Jeff Loomis from Arch Enemy + thoughts on Warrel Dane death”. 2023年5月16日閲覧。
- ^ “ARCH ENEMY、新ギタリストとしてJeff Loomis(ex-NEVERMORE)の加入を発表!”. 激ロック (2014年11月18日). 2014年11月18日閲覧。
外部リンク
- ネヴァーモアのページへのリンク