チロシン-2,3-アミノムターゼとは? わかりやすく解説

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チロシン-2,3-アミノムターゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/12/31 08:30 UTC 版)

チロシン-2,3-アミノムターゼ
識別子
EC番号 5.4.3.6
CAS登録番号 9073-38-5
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBe PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / EGO

チロシン-2,3-アミノムターゼ(Tyrosine 2,3-aminomutase、EC 5.4.3.6)は、以下の化学反応触媒する酵素である[1]

L-チロシン 3-アミノ-3-(4-ヒドロキシフェニル)プロピオン酸

従って、この酵素の基質はL-チロシンのみ、生成物は3-アミノ-3-(4-ヒドロキシフェニル)プロピオン酸のみである。

この酵素は異性化酵素、特にアミノ基を転移する分子内転移酵素に分類される。系統名は、L-チロシン 2,3-アミノムターゼ(L-Tyrosine 2,3-aminomutase)である。この酵素は、チロシンの代謝に関与する。補因子として、Ala-Ser-Glyトリペプチドの再配列によって形成する5-メチレン-3,5-ジヒドロイミダゾール-4-オン(MIO)を必要とする。

構造

2007年末時点で、1つの構造が解明されている。蛋白質構造データバンクのコードは、2OHYである。

出典

  1. ^ Kurylo-Borowska Z, Abramsky T (1972). “Biosynthesis of -tyrosine”. Biochim. Biophys. Acta. 264 (1): 1–10. PMID 5021987. 



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