タイム・ストーン[緑◆](Time Stone)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 03:55 UTC 版)
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登場作品『ドクター・ストレンジ』、『マイティ・ソー/バトルロイヤル』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』、『ロキ』 外殻 - アガモットの目(Eye of Agamotto) 性質・活用 レリックの一つである“アガモットの目”に納められた緑色の石。時間を司り、時間の流れそのものを逆行・停止・進行させる力を有している。 外殻のアガモットの目は、ルーン文字が刻まれた金プレート・ストーンを収容するチェンバーで構成された、その名の通り“目”の形の容器となっており、ゲットリコンとレザーでできたストラップが付属する首飾りとして携行され、エンシェント・ワンの蔵書を読み解かなければ使用出来ないほどの難解な呪文で保護されている。魔術師によって使用される際には、ペンダント本体部分が駆動して内部のストーンが露出・発光し、独特の緑色の魔法円が展開する。使用する魔術師によって、任意の人物や場所などを、操る時間に干渉されないよう処置することも可能。ウォンが「この力は自然の法則に反する」と危惧するだけあって、このレリックを不用意に操ると、時間の分岐、次元の開き、空間パラドックス、タイムループなどを不安定化させ、使用者自身が意図せずに自身を消滅させてしまうこともあるほど、非常に高い危険性を孕んでいる。 来歴 古代に至高の魔術師(ソーサラー・スプリーム)の初代であるアガモットによって作られたアガモットの目は、現代において“カマー・タージ”内にある3ヶ所の“サンクタム・サンクトラム”へ繋がる扉の間の台の上に展示されるように置かれ、ウォンが厳重に管理していた。しかし魔術の修行にのめり込むストレンジが持ち前の瞬間記憶力で蔵書の内容を理解してアガモットの目を持ち出し、これを用いた魔術を試す。その後ゼロッツの襲撃を受け、ストレンジが成り行きでそのまま持ち歩くことになり、ゼロッツとの決戦にその力を用いた。破壊された香港の町や犠牲になった人々を救うために世界全体の時間を巻き戻し、暗黒次元(ダーク・ディメンション)の王“ドルマムゥ”との交渉では無限タイムループを作り上げ、ストレンジ本人の敗北を起点に時間を永遠に繰り返し続けた。ドルマムゥとゼロッツの撃退後は、カマー・タージに戻された。 ソーと出会った頃には、ストレンジはストーンの守護に命を賭すことを誓ってアガモットの目の正式な所有者となり、首に提げている。そのためサノスがストーンを自らの手で集め始めると、ストレンジはブラック・オーダーのエボニー・マウの襲撃を受け、地球から拉致されてしまうが、トニーとピーターの助けにより一度はアガモットの目を死守した。そしてストレンジは、サノスに勝てる未来を見るために使用し、時を超えて1400万605通りの可能性からそれを探り出した。ストレンジはサノスとの激戦中にアガモットの目からストーンを抜き取って隠し持つも、それを見抜いたサノスがアガモットの目を握り砕き、トニーを追い詰めると、ストレンジはトニーの命と引き換えにストーンをサノスへと差し出し、ストーンはガントレットへと収められた。その後、サノスはヴィジョンと共に破壊されたマインド・ストーンの復元に用いている。 タイム泥棒作戦時には、ブルースがニューヨーク決戦時のサンクタム・サンクトラムを訪ね、アガモットの目を首に提げながらチタウリを蹴散らしていたエンシェント・ワンにストーンの貸与を懇願。エンシェント・ワンはストーンを守護する使命感から拒否するも、ブルースからストレンジが未来で自らストーンをサノスに渡したことを聞かされると、アガモットの目を開いてブルースにストーンを貸与する。
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