セウェルス朝以降
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「第3軍団キュレナイカ」の記事における「セウェルス朝以降」の解説
五賢帝時代の後のコンモドゥスそしてペルティナクスの後の193年の内乱時代ではクロディウス・アルビヌスを支持する。しかし、セプティミウス・セウェルスが皇帝となりセウェルス朝の時代には入ると、次世代の皇帝カラカラの統率のもと再度パルティアに侵攻する。そして、その後の軍人皇帝時代ではアウレリアヌスの治世には、ローマ中央部の混乱に乗じて独立したゼノビアのパルミラを平定、しかし、それから以降の記録には第3軍団の細かな軍事行動は知らされてはいない。ただ、5世紀までシリア属州にいたことだけは分かっている。
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セウェルス朝以降
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「第7軍団クラウディア・ピア・フィデリス」の記事における「セウェルス朝以降」の解説
193年にセプティミウス・セウェルスがローマ皇帝位を宣言すると、第7軍団は彼の支持を表明する。そしてセウェルスは、競売によって帝位を買ったものの元老院によって一応承認された対立皇帝のディディウス・ユリアヌスを破り、権力闘争に打ち勝った。この戦いでは第7軍団の一部が従軍しており、また帝国東方において勢力を確保する帝位僭称者ペスケンニウス・ニゲルとの戦いにも同じ第7軍団のメンバーが参加したものと考えられている。そして軍団はパルティアとの戦いにも従軍し、198年のクテシフォン陥落にも関わったものと考えられている。 セウェルスが没しカラカラが帝位に就くと、216年から217年にかけて再びパルティアに進攻、そして時代は下ってパルティアに代わってサーサーン朝が勃興するとアレクサンデル・セウェルスとゴルディアヌス3世がこの地で争うようになり、第7軍団は参加していたらしいが、どの戦いに参加していたのかという事までははっきりとは分かってはいない。 その後の第7軍団の行動はよく分かってはいない。ローマ皇帝ガッリエヌスとガリア帝国を樹立したポストゥムスとの争いの際はガッリエヌスを支持し、新たな名前を下賜されたらしいが、記述が曖昧なため断定はできない。 表 話 編 歴 ローマ軍団/レギオン(カテゴリ) 役職 指導者ドゥクス 指揮官レガトゥス/レガトゥス・レギオニス - トリブヌス/トリブヌス・ミリトゥム 隊長格プリムス・ピルス - ケントゥリオ - オプティオ - デクリオ 歩兵ウェリテス - ホプロマクス 軍団一覧 共和政起源 第1軍団ゲルマニカ - 第2軍団サビナ(アウグスタ) - 第3軍団キュレナイカ (ガッリカ) - 第4軍団マケドニカ(スキュティカ) - 第5軍団アラウダエ - 第6軍団フェッラタ - 第7軍団パテルナ (クラウディア・ピア・フィデリス) - 第8軍団アウグスタ - 第9軍団トリウムパリス(ヒスパナ) - 第10軍団エクェストリス(ゲミナ) - 第11軍団 - 第12軍団ウィクトリクス 帝政前期・中期 第1軍団(Legio I)ゲルマニカ - アディウトリクス - イタリカ - マクリアナ・リベラトリクス - ミネルウァ - パルティカ第2軍団(Legio II)アディウトリクス・ピア・フィデリス - アウグスタ - イタリカ - パルティカ - トライアナ・フォルティス第3軍団(Legio III)アウグスタ - キュレナイカ - ガッリカ - イタリカ - パルティカ第4軍団(Legio IV)マケドニカ(フラウィア・フェリクス) - スキュティカ 第5軍団(Legio V)アラウダエ - マケドニカ 第6軍団(Legio VI)フェッラタ - ウィクトリクス
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セウェルス朝以降
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「第3軍団ガッリカ」の記事における「セウェルス朝以降」の解説
その後の軍団の記録ははっきりとしていない。323年には依然シリアの駐在だった事のみが分かっている。 典拠管理 FAST: 1668219 GND: 7564210-4 LCCN: no2007022093 NLI: 004652348 VIAF: 145793487, 234367662 WorldCat Identities: lccn-no2007022093
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