セウェルス朝時代以降
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/17 15:05 UTC 版)
「第6軍団フェッラタ」の記事における「セウェルス朝時代以降」の解説
ペルティナクスの暗殺後、ローマは再び内乱となり、第6軍団はセプティミウス・セウェルスを支持、セウェルスは権力闘争に打ち勝ち、ローマ皇帝となったが、その中で第6軍団はペスケンニウス・ニゲルとの戦闘で功績を挙げた。しかしながら、その内容については知られてはいない。アレクサンデル・セウェルスの治世に長らくパレスチナ(ユダヤ属州の一部)に駐留していた第6軍団はフェニキアへと移動させられた。これ以降、記録はまばらとなる。 フィリップス・アラブスの治世には、その時代に発行された貨幣によって第6軍団の存在が確認されるが、時代が下ってサーサーン朝のシャープール1世との戦い(ローマ皇帝ウァレリアヌスが捕虜となった)の記録には第6軍団の記載はなかった。 表 話 編 歴 ローマ軍団/レギオン(カテゴリ)役職 指導者 ドゥクス 指揮官 レガトゥス/レガトゥス・レギオニス - トリブヌス/トリブヌス・ミリトゥム 隊長格 プリムス・ピルス - ケントゥリオ - オプティオ - デクリオ 歩兵 ウェリテス - ホプロマクス 軍団一覧 共和政起源第1軍団ゲルマニカ - 第2軍団サビナ(アウグスタ) - 第3軍団キュレナイカ (ガッリカ) - 第4軍団マケドニカ(スキュティカ) - 第5軍団アラウダエ - 第6軍団フェッラタ - 第7軍団パテルナ (クラウディア・ピア・フィデリス) - 第8軍団アウグスタ - 第9軍団トリウムパリス(ヒスパナ) - 第10軍団エクェストリス(ゲミナ) - 第11軍団 - 第12軍団ウィクトリクス 帝政前期・中期第1軍団(Legio I)ゲルマニカ - アディウトリクス - イタリカ - マクリアナ・リベラトリクス - ミネルウァ - パルティカ第2軍団(Legio II)アディウトリクス・ピア・フィデリス - アウグスタ - イタリカ - パルティカ - トライアナ・フォルティス第3軍団(Legio III)アウグスタ - キュレナイカ - ガッリカ - イタリカ - パルティカ第4軍団(Legio IV)マケドニカ(フラウィア・フェリクス) - スキュティカ第5軍団(Legio V)アラウダエ - マケドニカ 第6軍団(Legio VI)フェッラタ - ウィクトリクス
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