シュタールヘルムとは? わかりやすく解説

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ヘルメット (ドイツ軍)

(シュタールヘルム から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/24 10:21 UTC 版)

ドイツ軍のヘルメット(ドイツぐんのヘルメット)は、20世紀以降ドイツ軍で使用された戦闘用ヘルメットについて述べる。


注釈

  1. ^ うちオスマン帝国軍では、制帽がつばのないフェス帽であったのに合わせて、ヘルメットもドイツのシュタールヘルムからひさしの部分を切り取ったような形状のものが用いられた。なおこのタイプのヘルメットは、第一次大戦後のドイツの政治団体「鉄兜団」の制服にいわば逆輸入された[7]
  2. ^ ドイツのものに比べると、頭頂部がより丸みを帯び、これとひさしおよび側・後部との間の屈曲が緩やかである。

出典



「ヘルメット (ドイツ軍)」の続きの解説一覧

シュタールヘルム(鉄兜)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/21 22:14 UTC 版)

軍服 (ドイツ国防軍陸軍)」の記事における「シュタールヘルム(鉄兜)」の解説

ドイツ軍人を象徴する防具がこの鉄兜、シュタールヘルム(Stahlhelm)である。国防軍1935年6月25日にM35シュタールヘルムを制定したそれまで使われていた第一次世界大戦時のM16やM18よりも軽量化されてデザイン的に洗練された。もっとも西方電撃戦ぐらいまでの頃には一次大戦時のシュタールヘルムが依然として用いられていたという。 シュタールヘルムは国防軍SS警察で共通であり、貼り付けるデカールのみが異なった国防軍のシュタールヘルムのデカール右側ドイツ帝国以来の「黒白赤(シュヴァルツヴァイスロート)(ドイツ語版)」の国家色、左側には鷲章貼り付けられていたが、迷彩効果優先する為、国家デカール1940年3月21日鷲章1943年8月23日廃止命令出された。 1935年型は空気穴がヘルメット本体と別パーツになっているが、40年以降一体化されてプレス加工になった。また材質モリブデン鋼からマンガン・シリコン鋼に変更された。ついで1942年7月6日には更なる工程簡素化が行われ、これまでヘルメットの縁が中に折り曲げられていたのが、縁を少しだけ外側にそらすだけの1942年型が生産された。3つのシュタールヘルムの違いについては ここ が詳しい。 1942年以降にはカムフラージュ用の編み目状の紐やワイヤー支給され、シュタールヘルムに結び付ける兵士増えた。紐はそれ自体カモフラージュ用として支給されていた。一方ワイヤーはそれになどを指すために取り付けていた。これらが導入される以前パン袋ストラップをシュタールヘルムに取り付けそこになどを差し込んでいた。 また1942年から1943年にかけて陸軍はシュタールヘルム用の迷彩カバー採用し以降迷彩カバー付けたシュタールヘルムもみられるうになる陸軍のシュタールヘルムに貼り付けるデカール左側鷲章右側国家色のデカール付ける シュタールヘルムをかぶって宣誓式に臨む兵士たち1940年ポーゼン) シュタールヘルムをかぶる通信兵たち(1941年ポーランド1944年グロースドイッチュラント師団入営して、シュタールヘルムを支給される志願兵たち 紐を付けたシュタールヘルム(左)と迷彩カバーのシュタールヘルム(右)(2008年ワルシャワ蜂起再現イベント迷彩カバー付けたシュタールヘルムを被る兵士たち1942年ロシア) 奥のドイツ兵役二人は紐を結び付けたシュタールヘルム、手前ドイツ兵役ワイヤー葉っぱ取り付けたシュタールヘルムを付けている(2008年ワルシャワ蜂起再現イベント) 前から順にワイヤーパン袋ストラップ迷彩カバー付けたシュタールヘルム。そして最後に何も付けていないシュタールヘルム(2009年ワルシャワ蜂起再現イベント) シュタールヘルムの内装。革製のハンモック形状となっている。 [先頭へ戻る]

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シュタールヘルム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 18:44 UTC 版)

軍服 (ドイツ国防軍海軍)」の記事における「シュタールヘルム」の解説

海軍のシュタールヘルムの鷲章デカールの色は金色になっている海軍のシュタールヘルムに貼りつけるデカール鷲章は左、国家色は右 シュタールヘルムを被る海軍兵士たち 海軍機関銃手

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