シュターン・ハッファール旅客交通ET 26.108形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/06 02:10 UTC 版)
「ゼルンフタル鉄道BDe4/4 5-7形電車」の記事における「シュターン・ハッファール旅客交通ET 26.108形」の解説
エーグル-オロン-モンテイ-シャンペリ鉄道のBDe4/4 111-113形は廃車後にオーストリアオーバーエスターライヒ州の私鉄であるシュターン・ハッファール旅客交通に譲渡され、1985-86年にBDe4/4 113号機、112号機がフェクラマルクト - アッター湖地方線のET26.108号機、109号となり、BDe4/4 111号機がグムンデン - フォルフドルフ線のET23.108号機となっている。また、その後ET23.108号機は1989年に他の2機と同じフェクラマルクト - アッター湖地方線に移り、ET26.110号機に改番されている。ゼルンフタル鉄道機番、エーグル-オロン-モンテイ-シャンペリ鉄道機番、シュターン・ハッファール旅客交通形式機番は以下の通り。5 - 111 - ET23.108→ET26.110 6 - 112 - ET26.109 7 - 113 - ET26.108 同鉄道では、当初は連結器の交換と車体標記の変更程度の改造を実施したほかはエーグル-オロン-モンテイ-シャンペリ鉄道で使用されていた当時のままの形態で使用されていたが、その後車体塗装の変更、集電装置の増設、正面貫通扉の埋込み、車内外装備の更新などが実施されている。 ET 26.108号機は1987年に火災により廃車となっている。また、残存しているET26 109号機および110号機も2016年には廃車とな利、前述の通りET26.109号機およびET26.110号機がゼルンフタル鉄道博物館に戻されて復元されている。 オーストリアのシュターン・ハッファール旅客交通に譲渡されてET 26.108形となった旧ゼルンフタル鉄道BDe4/4 5-7形(左)、右側は同じくスイスのバーゼルラント交通から譲渡されてET26.111形となった旧Be4/4 8-9形、2008年 シュターン・ハッファール旅客交通に譲渡されたET 26.108形の運転台、中央の貫通路部分に運転席があり、貫通扉の左右に運転用機器が配置される フェクラマルクト - アッター湖地方線で使用されるET26.110号機、2016年
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