ザ・コータローズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 20:48 UTC 版)
「コータローまかりとおる!の登場人物」の記事における「ザ・コータローズ」の解説
ヴォーカル:真由美、ベース:マーちゃん、ギター:ノミちゃんの3人で趣味で組んでいたバンドが前身。これにドラム:功太郎を加え、上がり症のノミちゃんに代わるギターとして響を加えた形で典善の出資のもとデビュー。名前は元々決まっていなかったが、デビュー記者会見の場でとっさに功太郎が「ザ・コータローズ」と発言したためにこの名前となった。 デビューイベント前に「体力作り」として李麗華の指導を受け、かなりハイレベルな格闘技能を身に付けた(落ちこぼれたのは響のみ)。 渡ヶ瀬 真由美(わたがせ まゆみ):ヴォーカル 千葉流舞踊芸能科よりデビューを目指す、歌って踊れるアイドルの卵で高校生。両親は海外赴任しており一人暮らし。マーちゃん、ノミちゃんと共に趣味で組んでいた名無しのバンド(ザ・コータローズの前身)に功太郎を引き込む。「ターコ!」が口癖。喉に悪いためとの理由で13歳時から禁煙をし、常に禁煙パイポを食わえている。その歌唱力は群を抜き、「ボーカル殺し」音美響のギターを圧倒し、白人至上主義者であるカイザーにさえ「グレートシンガー」と言わしめ、初見の際にはカイザーが無意識のうちに真由美に抱きついていた程(ただし正気に返ってからは風呂で全身を洗っている)。 歌で食べていくことを夢み、そのスタート地点としてアイドルデビューを目指していたが、その歌唱力の高さ故に「傀儡の舞」を無効化されることを恐れた達也の根回しで破門される。当初、功太郎に気があったが、麻由美との間に入り込む余地がないことを知って身を引く。その後音美響からのアタックを受け、最初は相手にしていなかったが、次第に心を開いてゆく。渡瀬麻由美とは一字違い一字余りのため、功太郎は「ケのある真由美ちゃん」と呼んで区別していた(そのあとに下品な物言いが続くため殴られる)。 青木 マサノリ(あおき マサノリ):ベース バンマス。パイをして「(ベース演奏では)私ではこのスピードに付いていくのは無理だな」と言わしめる技術的にも超一流のベーシスト。通称マーちゃん。結婚していたが奥さんは亡くなっており、32歳で二児の父。清掃業のバイトと月に数度のスタジオミュージシャンで生活している。パンチパーマでサングラスと非常に厳つい見た目ではあるが、中身はスケベで非常に気のいい庶民的なおじさん。堅実で無駄のないプレイをする。真由美と出会う前には子供達のことを考え、安定した職業に就く事も考えていた。 麗華の指導を受けた際には、真由美やノミちゃんが「技とスピード」に傾いたのに対して「パワー」に特化して石柱割りなどをしていた。事件後、子供と観戦に行ったプロレス会場で、プロレスラーとの場外乱闘に参加してラリアットを喰らい全治6か月のむち打ち症で病院送りになってしまう(ただし相手のレスラーは全治7か月)。 野見 新三(のみ しんぞう):ギター ギターオタクでM音大の五回生。作曲・演奏共に響が認めるほどの一流の才能があるのだが極度の上がり症で、5人以上客がいるとまともにギターを弾くことができない。彼がまともであれば真由美はこのバンドでのデビューを最初から目指していた。響のファン。上がり症で「ノミの心臓」だからノミちゃんという設定がそのまま本名になってしまった。後に「マスクをして正体を隠せば上がり症が起きない」ことがわかり、ステージでも大胆なプレイを見せるようになる。
※この「ザ・コータローズ」の解説は、「コータローまかりとおる!の登場人物」の解説の一部です。
「ザ・コータローズ」を含む「コータローまかりとおる!の登場人物」の記事については、「コータローまかりとおる!の登場人物」の概要を参照ください。
- ザ・コータローズのページへのリンク