サンプル‐レート【sample rate】
読み方:さんぷるれーと
サンプリング周波数
別名:サンプリングレート,サンプルレート
【英】sampling frequency, sampling rate, sample rate
サンプリング周波数とは、アナログ信号をデジタル信号化するときの単位時間当たりの標本化回数のことである。
サンプリングとは標本化のことで、アナログ信号をデジタル信号に変換(AD変換)することを標本化と呼ぶ。サンプリング周波数を表す記号はfsであり、1秒間に行うAD変換を表すため単位にはHz(ヘルツ)が用いられる。理論上は標本化する際の周波数は標本化対象の信号帯域幅の2倍以上の周波数が適切とされている(サンプリング定理)。
サンプリング周波数が高ければ高いほど高品質になるが、データ量も比例して増える。そのため、ストレージ容量に制限のあるメディアやデバイスの場合は適切な周波数を選択する必要がある。
技術・規格: | サウンドボード サンプリング サンプリングデータ サンプリング周波数 セッションアットワンス セキュアCD ソフトウェアシンセサイザー |
サンプリング周波数
(サンプル‐レート から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/11 22:51 UTC 版)
サンプリング周波数(サンプリングしゅうはすう)、または標本化周波数[1]は、音声等のアナログ波形をデジタルデータにするために必要な処理である標本化(サンプリング)において、単位時間あたりに標本を採る頻度。単位はHzが一般に使われるが、sps (sample per second) を使うこともある。
- ^ “サンプリング周波数とは - IT用語辞典”. IT用語辞典 e-Words. 2022年8月12日閲覧。
- ^ “Digital Pro Sound”. 2014年1月8日閲覧。
- ^ Colletti, Justin (February 4, 2013). “The Science of Sample Rates (When Higher Is Better—And When It Isn’t)”. Trust Me I'm A Scientist 2013年2月6日閲覧。.
- ^ David Griesinger. “Perception of mid frequency and high frequency intermodulation distortion in loudspeakers, and its relationship to high-definition audio” (Powerpoint presentation). 2008年5月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月2日閲覧。
- ^ Xiph.org. “24/192 Music Downloads are Very Silly Indeed:”. 2015年11月2日閲覧。
- ^ AES5-2008: AES recommended practice for professional digital audio - Preferred sampling frequencies for applications employing pulse-code modulation, Audio Engineering Society, (2008) 2010年1月18日閲覧。
- ^ http://www.ntt.co.jp/journal/1209/files/jn201209074.html
- 1 サンプリング周波数とは
- 2 サンプリング周波数の概要
- 3 脚注
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