fmt チャンク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 02:01 UTC 版)
fmt チャンクの構造は、WAVEFORMATEX構造体などによって定義される。 チャンネル数、サンプルレート、サンプルのビット数などが定義される。 typedef struct { WORD wFormatTag; WORD nChannels; DWORD nSamplesPerSec; DWORD nAvgBytesPerSec; WORD nBlockAlign; // WAVEFORMATはここまで WORD wBitsPerSample; // PCMWAVEFORMATで追加 WORD cbSize; // WAVEFORMATEXで追加} WAVEFORMATEX; 上記の他、サイズが14バイトのWAVEFORMAT構造体や、サイズが16バイトでcbSizeが存在しないPCMWAVEFORMAT構造体、サイズが40バイトでcbSizeの値が22のWAVEFORMATEXTENSIBLE構造体がある。 フォーマットはwFormatTagであらわされ、例えばリニアPCMの場合は1(WAVE_FORMAT_PCM)、浮動小数点数PCMの場合は3(WAVE_FORMAT_IEEE_FLOAT)となっている。これらの定数はWindows SDKに含まれるmmreg.hによって定義されており、さらにそれぞれのフォーマットによってfmt チャンクの構造の詳細が決まる。
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