サンコウチョウとは? わかりやすく解説

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さんこう‐ちょう〔サンクワウテウ〕【三光鳥】

読み方:さんこうちょう

カササギヒタキ科サンコウチョウ属の全長42センチほどで、尾が長く、雄は28センチ、雌は17センチくらいある。頭は濃紫、背は、腹は白、目のまわりくちばしコバルト色日本では夏鳥として低山地の薄暗いみられるさえずりを「つきひほし」と聞きなす

イカルの別名。


サンコウチョウ

サンコウチョウ
サンコウチョウ

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三光鳥

読み方:サンコウチョウ(sankouchou)

ヒタキ科

学名 Terpsiphone atrocaudata


三光鳥

読み方:サンコウチョウ(sankouchou)

ヒタキ科

季節

分類 動物


三光町

読み方:サンコウチョウ(sankouchou)

所在 北海道苫小牧市


三光町

読み方:サンコウチョウ(sankouchou)

所在 山形県鶴岡市


三光町

読み方:サンコウチョウ(sankouchou)

所在 群馬県伊勢崎市


三光町

読み方:サンコウチョウ(sankouchou)

所在 埼玉県川越市


三光町

読み方:サンコウチョウ(sankouchou)

所在 埼玉県坂戸市


三光町

読み方:サンコウチョウ(sankouchou)

所在 静岡県静岡市清水区


三幸町

読み方:サンコウチョウ(sankouchou)

所在 栃木県鹿沼市


山香町

読み方:サンコウチョウ(sankouchou)

所在 愛知県名古屋市名東区

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

サンコウチョウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/22 17:19 UTC 版)

サンコウチョウ
サンコウチョウ
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
: カササギヒタキ科 Monarchidae
: サンコウチョウ属 Terpsiphone
: サンコウチョウ T. atrocaudata
学名
Terpsiphone atrocaudata
(Eyton1839)
英名
Japanese Paradise Flycatcher
Black Paradise Flycatcher

サンコウチョウ(三光鳥、学名:Terpsiphone atrocaudata)はスズメ目カササギヒタキ科に分類される鳥類[2]日本へは夏鳥として渡来する。静岡県の鳥に指定されている。

分布

日本の本州(主に青森県津軽)以南、台湾フィリピンバタン島ミンダナオ島に分布する。日本には、に渡来し繁殖する。日本で繁殖した個体の多くは、冬季中国南部からスマトラへ渡り越冬する。

形態

全長は雄が約45cm(繁殖期)、雌が約18cm[3]。繁殖期のオスは、体長の3倍ぐらいの長い尾羽をもつ。羽色は、顔面部が黒紫色、腹部は濁白色、背面はやや赤みのある黒紫色、その他の部分は暗黒紫色で、アイリングと嘴は明るい水色である。 メスは、オスの色彩とほぼ同色であるが、オスと比較してアイリングと嘴の水色は不明瞭であり、更に、背部と尾部はかなり赤みの強い赤褐色をしている。尾羽は体長と同じくらいの長さにしか伸長しない。

生態

平地から低山にかけての暗い林に生息する。繁殖期には縄張りを形成する。

食性は昆虫食で、林内で飛翔中の昆虫を捕食する。

樹上の細枝にスギヒノキの樹皮を用いたカップ型の巣を作り、外側にウメノキゴケをクモの糸で張り付ける。巣の中に入ってくるくる回りながら営巣を行うため、身体にフィットする綺麗な椀型になる[3]。産卵期は5-7月。抱卵日数は12-14日で、雌雄ともに抱卵する。雛は孵化後、8-12日で巣立つ。

地鳴きは、「ギィギィ」と地味だが、囀声は、「ツキヒーホシ、ホイホイホイ」、と聞えることから、三光鳥と呼ばれている[4]。また、他にも三光鳥と呼ばれる鳥としてイカルがいる。

亜種

3亜種に分類されている。

人間との関係

静岡県の県鳥に指定されている。

静岡県のサッカーチーム「ジュビロ磐田」のエンブレムに月・日・星と共に描かれている。同クラブのマスコットであるジュビロくん、及びジュビィちゃんはサンコウチョウがモデルとなっている。

関連項目

脚注

  1. ^ BirdLife International. 2023. Terpsiphone atrocaudata. The IUCN Red List of Threatened Species 2023: e.T22707151A154681084. https://dx.doi.org/10.2305/IUCN.UK.2023-1.RLTS.T22707151A154681084.en. Accessed on 06 February 2024.
  2. ^ 山形則男・吉野俊幸・五百澤日丸=写真、五百澤日丸・山形則男=解説『新訂 日本の鳥550 山野の鳥』文一総合出版、2014年、140頁。ISBN 978-4829984000 
  3. ^ a b 鈴木まもる『身近な鳥のすごい巣』イースト・プレス、2023年、68-69頁。ISBN 978-4-7816-8090-3
  4. ^ サンコウチョウ”. 日本の鳥百科. SUNTORY HOLDINGS LIMITED. 2022年2月23日閲覧。

参考文献

  • 黒田長久監修 C.M.ペリンズ、A.L.A.ミドルトン編 『動物大百科9 鳥III』、平凡社1986年、158頁。
  • 高野伸二編 『山溪カラー名鑑 日本の野鳥 2版』 山と溪谷社、1993年、478頁。
  • 黒田長久編監修 『改訂新版 世界文化生物大図鑑 鳥類』 世界文化社、2004年、240頁。
  • 『山溪ハンディ図鑑7 日本の野鳥』、山と溪谷社、2001年、518頁。

サンコウチョウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 07:29 UTC 版)

ウッド・ノート (漫画)」の記事における「サンコウチョウ」の解説

クリスマス和木日本戻り、「ウッド・ノート」に顔を出すお土産アルバムには冠羽特徴のあるサンコウチョウが写っている。それは夏場ホーム・グランドいたもので、拓也越冬地確認しようとしていた個体である。このニュース和木同行していた記者により新聞にも掲載される。「ウッド・ノート」のホーム・グランド散弾銃の空薬莢が見つかる。ホーム・グランド禁猟区となっており、その周辺から逃げてきたハンター撃っているようだ銃声聞こえ唐須たちが現場駆けつけると、ひわに驚いて男の銃が暴発する唐須がひわを守りカメラ散弾多く受け止める

※この「サンコウチョウ」の解説は、「ウッド・ノート (漫画)」の解説の一部です。
「サンコウチョウ」を含む「ウッド・ノート (漫画)」の記事については、「ウッド・ノート (漫画)」の概要を参照ください。

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