コモンレールECD-U2とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 工学 > 自動車技術一覧 > コモンレールECD-U2の意味・解説 

コモンレールECD-U2

システムは図1に示すように、サプライポンプ、コモンレール、インジェクタとこれらを制御するためのECUおよびセンサ群から構成される。コモンレール内の燃料圧力はサプライポンプの燃料吐出量電磁弁によってコントロールされる燃料圧力はコモンレールに設置され圧力センサにより検出されエンジン回転速度負荷に応じて設定された最適値に、サプライポンプの電磁弁によりフィードバック制御される。これにより従来の列型ポンプやユニットインジェクタと比較して低回速度域での昇圧性が大幅に改善され低速域から高圧噴射が可能となり、全域にわたって噴霧微粒化されるその結果としてディーゼルエンジン固有の黒煙大幅低減させることが可能となる
一方、コモンレールの燃料圧力は、インジェクタノズル側と、油圧ピストンを介してノズル背後側に印加されている噴射量と噴射時期ノズル背後圧を電磁弁にてON-OFF制御することによりコントロールされる電磁弁に通電するノズル背後高圧燃料低圧側流出しノズル側の高圧によるノズル開弁力によってニードル上昇して噴射開始され電磁弁への通電止めると再びノズル背後高圧印加されノズルは閉弁-すなわち噴射終了するしたがって、電磁弁への通電時期により噴射時期電磁弁への通電時間により噴射期間が電子制御できる。さらに、図2に示すようにメイン噴射先立っていま一つ通電パルス追加することにより、ノズル背後制御油圧2度上昇させ、微少量のノズル開弁に伴うパイロット噴射特性得られるこれにより着火遅れ短くなり予混合燃焼抑制されてディーゼルエンジンもう一つ課題である、Nox抑制燃焼音、振動低減できるだけでなく、始動性、燃費改善される

保管場所:(株)デンソー ディーゼル噴射技術1部 (〒448-8661 愛知県刈谷市昭和町1-1)

製作(製造)年:1995

製作者(社):(株)デンソー

資料種類:量産品

現状:使用中公開

型式 / 製作
会社名:(株)デンソー

搭載車:日野ライジングレンジャー

製作年:1995

設計者:伊藤昇

諸元

性能

装置

エピソード話題性:デンソー始めて実用化されたコモンレールは、その圧倒的な有意性により、Bosch社が後追いで、乗用車に展開始めた。

特徴:コモンレールにより、欧州では、ディーゼルエンジン大きく様変わりし高速時加速性により、ガソリンエンジンよりもユーザー人気は高い。

参考文献:(1)エンジンテクノロジーVol.No.4 P46, September 1999
(2)自動車技術会秋季大会学術講演論文集コモンレールシステムによる性能排ガス改善」 1997
(3)第14回内燃機シンポジウム講演論文集パイロット噴射による実用燃費の向上」 1997

その他事項:通称名:ECD-U2;
構造方式手段方法等:
コモンレールは、サプライポンプにて生成した高圧燃料パイプ経てレール(蓄圧室)に蓄えインジェクタ内の電磁弁によってノズル背圧制御し噴射開始と終了決め電子制御式ディーゼル燃料噴射システムである。;
機能作用等:
回転速度依存しない最大135MPaまでの噴射圧力制御、ノズルリフトを直接制御して噴射制御することにより通常噴射のみならず多段噴射(例えパイロット噴射)が可能となり、燃料噴射圧噴射量、噴射時期の完全独立電子制御可能となる。;
効果:
ディーゼルエンジン固有の黒煙低減Nox抑制燃焼音・振動の低減できるだけでなく、始動性、燃費ドライバビリティ改善される。;




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「コモンレールECD-U2」の関連用語

1
8% |||||

コモンレールECD-U2のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



コモンレールECD-U2のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
社団法人自動車技術会社団法人自動車技術会
COPYRIGHT(C)SOCIETY OF AUTOMOTIVE ENGINEERS OF JAPAN, INC. ALL RIGHTS RESERVED.

©2022 GRAS Group, Inc.RSS