小泉産業とは? わかりやすく解説

小泉産業

(コイズミファニテック から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/02 09:48 UTC 版)

小泉産業株式会社
Koizumi Sangyo Corporation
本社
種類 株式会社
本社所在地 日本
541-0051
大阪市中央区備後町3丁目3-11
北緯34度41分6.1秒 東経135度30分7.2秒 / 北緯34.685028度 東経135.502000度 / 34.685028; 135.502000座標: 北緯34度41分6.1秒 東経135度30分7.2秒 / 北緯34.685028度 東経135.502000度 / 34.685028; 135.502000
設立 1943年昭和18年)6月25日
(五光精機工業株式会社)
※創業は1716年享保元年)
業種 その他製品
法人番号 1120001077413
事業内容 持株会社
代表者 権藤浩二(代表取締役会長
矢本博康(代表取締役社長
資本金 15億7500万円
(2024年3月31日現在)[1]
発行済株式総数 3150万株
(2024年3月31日現在)[1]
売上高 連結: 403億2700万円
単独: 19億5900万円
(2024年3月期)[1]
営業利益 連結: 14億9400万円
単独: 2億8700万円
(2024年3月期)[1]
経常利益 連結: 10億6100万円
単独: 3億2300万円
(2024年3月期)[1]
純利益 連結: 1億400万円
単独: 2億5700万円
(2024年3月期)[1]
純資産 連結: 241億7900万円
単独: 91億3600万円
(2024年3月31日現在)[1]
総資産 連結: 381億3300万円
単独: 167億2500万円
(2024年3月31日現在)[1]
従業員数 連結: 1,209人
単独: 70人
(2024年3月31日現在)[1]
決算期 3月31日
会計監査人 ひびき監査法人[1]
主要株主 小泉産業社員持株会 35.71%
小泉産業役員持株会 4.68%
(2024年3月31日現在)[1]
主要子会社 #連結子会社参照
外部リンク https://www.koizumi.co.jp/
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小泉産業株式会社(こいずみさんぎょう、: Koizumi Sangyo Corporation)は、大阪市中央区備後町に本社を置き、照明器具や家具を製造する企業である。「コイズミ」のブランドで知られ、創業300年余。

小泉産業株式会社はホールディング会社で、事業は各連結子会社が行う。

かつては創業家小泉一族が経営したが、現在は非同族経営化している。

プロサッカーチームJ1「セレッソ大阪」のスポンサー(プラチナパートナー)である。

概要

1716年創業の近江商人に始まる企業で、三方よしを行動理念とする。

1943年に設立して製造業を開始する。のちに、照明器具・家具を主力商品とする。

2006年に照明・家具両事業を分社化し、小泉産業を持株会社とするグループ経営体制へ移行した。

2012年から毎年児童養護施設へ「デスク寄贈活動」を行っている。

2015年10月に関連会社の小泉成器株式会社と共有するブランドロゴを刷新し、ブランドステートメントとして「_違う発想がある」を制定した[2]

2016年に創業300周年を迎える。

照明事業

1957年から本格的に参入して住宅や店舗施設向け器具を開発し、住宅向けはインテリア・デザイン性の高い器具に強く、店舗施設向けは配置配光の空間提案や特注デザイン器具も制作する。家電量販店の小売よりも設計士などプロ向けに展開し、同社グループの収入源となる。

2006年にグループが持株会社化され、コイズミ照明株式会社が事業を継続している。

家具事業

1967年から本格的に市場参入して専ら家庭用家具を製造し、子供向け学習デスクで首位となる。

現在は新規事業として、スリープテック(睡眠、寝具)事業、プレキッズ事業にも参入している。

かつて毎年4月の入学時期に「6・3・3で12年!コイズミ学習机!」のCMを放映した。過去にテレビ東京系『ポケットモンスター』をスポンサードした。

2006年からグループが持株会社化して、コイズミファニテック株式会社が事業を継続している。

経営分割

従来照明器具と学習家具を運営したが、2006年4月1日から各事業に特化した会社を設立して持株会社体制へ移行し、それぞれの専門領域の中で事業を展開している。

  • 持株会社: 小泉産業株式会社
  • 照明事業: コイズミ照明株式会社
  • 家具事業: コイズミファニテック株式会社
  • 設備機器販売および施工事業:株式会社ハローリビング
  • セットアップサービス事業:株式会社ホリウチ・トータルサービス
  • 物流事業:コイズミ物流株式会社

連結子会社

  • コイズミ照明株式会社
    • コイズミライティング株式会社
    • 小泉産業(香港)有限公司
      • 東莞小泉照明有限公司
      • 克茲米商貿(上海)有限公司
      • KOIZUMI LIGHTING VIETNAM CO.,LTD.
  • コイズミファニテック株式会社
  • 株式会社ハローリビング
  • 株式会社ホリウチ・トータルサービス
  • コイズミ物流株式会社

社屋

コイズミ緑橋ビル

コイズミ緑橋ビル

コイズミ照明の研究開発センターである。住宅地側をセットバックした緑化バルコニーで圧迫感を軽減し、周辺地域と空、光、緑を共有する。バルコニーは集合住宅を連想させるデザインで、2層以上の全ての屋上はヤマザクライロハモミジクスノキシラカシなど淀川水系に自生する多様な落葉樹と常緑の広葉樹を混植する。照明制御の国際規格DALIで照明や空調などを連動制御し、働き方に応じた快適性と省エネの両立を実現している[3][4]

  • 設計・施工 - 竹中工務店[4]
  • 構造/規模 - 鉄骨造/地上6階[3]
  • 延床面積 - 5,225m2[3]
  • 完成年月 - 2017年2月[4]
  • 受賞
    • 第8回サステナブル建築賞 大規模建築部門 審査員奨励賞
    • 第31回電気設備学会賞 技術振興部門 振興賞
    • 2018年度 グッドデザイン賞
    • 第17回屋上・壁面・特殊緑化技術コンクール壁面・特殊緑化部門 都市緑化機構会長賞
    • 平成29年 照明普及賞
    • 第31回電気設備学会賞技術振興部門 振興賞
    • 第38回大阪都市景観建築賞[3]

関連会社

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k 小泉産業株式会社『第81期(2023年4月1日 - 2024年3月31日)有価証券報告書』(レポート)2021年6月28日。 
  2. ^ KOIZUMIブランド刷新のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)小泉産業・小泉成器(2社連名)、2015年9月17日。オリジナルの2015年12月8日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20151208070117/http://www.koizumi.co.jp/release_201509.pdf 
  3. ^ a b c d コイズミ緑橋ビル(コイズミ照明R&Dセンター)”. 竹中工務店. 2024年9月7日閲覧。
  4. ^ a b c 作品詳細 コイズミ緑橋ビル/第38回緑化賞”. 大阪都市景観建築賞運営委員会. 2024年9月7日閲覧。

外部リンク





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