グロウストライクとその一味
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 03:20 UTC 版)
「トランスフォーマー アドベンチャー」の記事における「グロウストライクとその一味」の解説
『マイクロンの章』第3話(第29話)から登場するディセプティコンの一団。人里離れた海辺に墜落したアルケモア号をアジトとしている。全員アルケモア号の元囚人たちだが、クーデター後に囚人名簿を改ざんして自分たちのデータを消している。グロウストライク、スコルポノック、セイバーホーンを筆頭に、多数のサイクロン族や囚人たちで構成されているが、些細なことで騒動を起こすなどほぼ烏合の衆である。 グロウストライク / Glowstrike 声 - 佐竹海莉 / グレイ・グリフィン 一団を束ねる女性戦士で、朱色の蛍型ロボットに変形する。羽を発光させて掌からビームを発射して戦う。 アルケモア号墜落の混乱に乗じて脱獄し、セイバーホーン、スコルポノックらと結託してアルケモア号を制圧。看守のマイクロン達を奴隷として酷使しながら、燃料や部品を調達してアルケモア号を修理し、地球を脱出して再び宇宙海賊として返り咲こうと目論んでいた。 そのために実力のある有能な仲間を求め、スチールジョーと結託した。しかし地球侵略を目的とするスチールジョーは最初から彼女達に協力する気などなく、信頼し過ぎてディセプティコンハンターの管理を任せた結果、彼に反逆されてしまう。決戦の最中、バンブルビーが落としたディセプティコンハンターを奪い反撃を試みるも、スチールジョーに返り討ちにされてしまった。 スコルポノック / Scorponok 声 - 駒谷昌男 / ヴィクター・ブラント グロウストライクに仕えるディセプティコンで、蠍型ロボットに変形し、長い尾を自在に操って戦う。マイクロンのブラジオンとクラウトをパートナーとするが、射出能力はない。 恐喝の前科があり、警察官の少ない地方の住民から金銭を巻き上げたり住宅を破壊するといった犯行を行っていた。口先だけの弱い奴を嫌っている。 第7話(第33話)ではスチールジョーの策略にはまり、バンブルビーらによって部下ともども逮捕され、事情を知らないセイバーホーンからは裏切り者として扱われた。 セイバーホーン / Saberhorn 声 - 喜山茂雄 / フレッド・タタショア グロウストライクに仕えるディセプティコンで、赤紫のカブトムシ型ロボットから騎士のような姿に変形する。レイピアのような双剣を武器とし、騎士のような振る舞いをする一方、卑怯な手を使うこともある。 アルケモア号の修復のため、強力な合金の製作に使われる希少金属サーマトニウムを採取中にチームバンブルビーと交戦、その後かつてスチールジョー達がアジトにしていた製鉄所でサーマトニウムを製錬しようとしていたところを見つかってしまい再戦、ラッセルを一時人質に取って有利に運ぼうとするも失敗、グリムロックに投げ飛ばされた隙に逃亡した。 第7話(第33話)では、スコルポノックがスチールジョーの策略で逮捕されたことを知らず、裏切り者として扱った。そしてスチールジョーを信頼し過ぎた結果反逆されてしまい、グロウストライクとともに返り討ちにされてしまった。 ブラジオン / Bludgeon、クラウト / Clout 声 - 佐藤せつじ(ブラジオン)、無し(クラウト) / ディー・ブラッドリー・ベイカー(二名とも) 第7話(第33話)で登場。スコルポノックに仕えるサイクロン族。棘の生えた球体に変形するため、ロボットモードも丸みを帯びた体型をしている。 「敵のリーダーと色が同じ」といった他愛のない話題から言い争いになり、二人で殴り合いの喧嘩をすることが多い。その為スコルポノックからはいつも咎められている。 日本語版では2人とも「このヤローめ」が口癖となっている。 ブラジオンについては同名のプリテンダーとは名前以外の繋がりは無い。 アンヴィル / Anvil 声 - 無し / カルロス・アラズラキューイ 第8話(第34話)で登場。ビスクの相棒となったサイクロン族で、紫と青の球体からガーゴイルに似た姿に変形する。 幼稚な性格のため、お調子者なビスクからも鬱陶しがられている。 ハンマー / Hummer 声 - 無し / カルロス・アラズラキューイ 第8話(第34話)で登場。ビスクの相棒となったサイクロン族で、赤の球体からドラゴンに似た姿に変形する。 アンヴィル同様幼稚な性格のため、お調子者なビスクからも鬱陶しがられている。 バック / Back 声 - 無し / エリック・ボーザ 第9話(第35話)で登場。クイルファイアの相棒となったサイクロン族で、紫と緑の球体から4足の悪魔のような姿に変形し、彼の右肩に装着する。 口から引力を操る青いビームを放ちバンブルビーたちを苦戦させたが、最後は自分が引き寄せたガラクタの下敷きになり自滅した。 フォース / Forth 声 - 無し / エリック・ボーザ 第9話(第35話)で登場。クイルファイアの相棒となったサイクロン族で、青い球体から竜脚類に似た姿に変形し、彼の左肩に装着する。 口から斥力を操る赤いビームを放ちバンブルビーたちを苦戦させたが、ストロングアームの罠にかかって大型バスを吹き飛ばそうとした結果、体力を使い果たし力尽きた。
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