クリーン設計
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/26 04:06 UTC 版)
従来機種と同じくクリーン設計であり、システムを直接本体に持たず、主となるシステムプログラムは外部記憶装置から読み込む。ローレベルな処理の書かれたROMモニタが実装されていることは従来機種と同じだが、MZ-1500では起動時にクイックディスクからの起動を試み、不可能な場合はMZ-80B等と同じようなブートメニューが起動時に表示されるようになった。メニューには、選択肢として内蔵のクイックディスク、並びにフロッピーディスク、カセットテープの他、ROMモニタの起動が用意されている。
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クリーン設計
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 03:30 UTC 版)
従来機種と同じく、本体にはシステムプログラム自体は持たない。但し、旧来の機種がIPLのみしか内蔵していなかったのに対し、高機能化したハードウェアを制御するプログラムがIOCSとして内蔵されており、何度かの改修が行われている。
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クリーン設計
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/06 12:51 UTC 版)
詳細は「クリーン設計」を参照 従来機種と同じく低レベルサポートルーチンと、内蔵データレコーダからソフトウェアを起動するためのモニタのみをROMとしてもち、システム本体は二次記憶装置から起動する。この機種では、シャープ製のS-BASICとハドソン製のHu-BASICの2つのBASICがカセットテープで標準添付され、命令セットの違う二つのBASICをユーザが選択可能になっている。
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クリーン設計
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 07:51 UTC 版)
MZ-80Kでは低レベルな入出力をサポートするルーチンがROMで組み込まれていたが、MZ-80Bでは更にそれを押し進め、本体にはIPLのみがROMとして搭載されている。従来の「モニタ」もまた、MZ-80BではIPLから読み込まれ、0番地に転送される。 IPLは拡張ボード上のROMと、FDD、内蔵データレコーダをサポートし、FDD、内蔵データレコーダの順番に起動可能なデバイスを探し、起動できるものを検出できない場合は起動デバイスを選択するメニューが表示される。拡張ボード上のROMについては、"/"を押下しながら電源を入れるかリセットすることによって起動可能になっている。拡張ボードROMからの起動については本体マニュアルなどには表記は無く、標準添付の資料からはIPL-ROMのソースコードから読み取れるようになっているのみである。IPL-ROMは、$8000以降に各デバイスから一旦データを読み込み後、バンク切り替えによってRAMになった先頭部分へ転送する。これらの仕組みから、初期ロードサイズは32KiBとなっているが、システムを含むメモリ空間64KiBはRAMにマッピングされることになる。
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クリーン設計
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 02:14 UTC 版)
「MZ (コンピュータ)」の記事における「クリーン設計」の解説
MZ-80Kも試作機では、BASICもROMで搭載されたコンピューターであったが、シャープがROMを外部調達する都合上、ROMに納めたプログラムにバグが発覚すればその原価から多大な損害が発生する。このリスクを回避するため実際に商品化された製品で採られた苦肉の策が、システム全体をROMとして持つのではなく、最低限の処理を収めたモニタのみを本体にROMで搭載し、基本プログラムはカセットテープなどのメディアで供給するという、後に「クリーンコンピューター」とうたわれるシステムであった。現実にはそれほど致命的なバグが露見することはなかったが、逆にマニアからすれば自分で自由にソフト開発ができる環境となっており、ハドソンソフトやキャリーラボをはじめとしてシャープ以外のさまざまなソフトハウスから言語、オペレーティングシステム等が発売されると共に、各種言語やシステムのリリースが行われたり、シャープ自身もハイスピードBASICなどのソフトウェア的なアップグレードを実施した。これらの状況から、苦肉の策の設計であったクリーンコンピューターは、ソフトウェア的にフレキシブルなシステムであることを、以降のMZシリーズの特徴的な設計として広告文句にも利用するようになった。この実装では、システムそのものを本体に持たないため、当時の標準環境であったBASICが利用可能になるまで、標準内蔵デバイスであるデータレコーダからの起動で数分を要するという欠点もあったが、FDDの利用で10秒前後に短縮できるほか、MZ-80B以降のIPL (Initial Program Loader) では、MZ-1R12等のメモリボードに予め起動するシステムを書き込むことでも改善することが出来た。同様にクリーン設計を採用したX1では、CZ-8RB01として予め拡張ボードに書き込まれたBASICも発売されていた。これらのSRAM若しくはROMボード上からの起動でも、それらは直接メモリ空間にマッピングされているわけではなく、IPLにより、メインメモリに「転送」されて起動する。
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