クマネズミ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/23 14:08 UTC 版)
クマネズミ(熊鼠、英: black rat、学名:Rattus rattus)は、 ネズミ目(齧歯類)・ネズミ科・クマネズミ属に属する大型のネズミの一種。同属のドブネズミ、小型のハツカネズミと並んで、人家やその周辺に棲息するネズミ類(家ネズミ)の一つ。江戸時代の日本ではクマネズミのことを「田ねずみ」と呼んでいた[1]。 背中の毛が蒔絵筆に使われてきたと言われてきたが、ドブネズミであった。[2][3]
- ^ 金子之史『ネズミの分類学 生物地理学の視点』東京大学出版会、2006年12月15日。ISBN 4-13-060188-1。
- ^ 本気で絶滅を目指す!ネズミ駆除体験・業者選び (2021年2月5日). “ネズミの毛で作られた蒔絵筆の話:ネズミの背中の毛で作られた筆:伝統工芸には欠かせない”. 2023年1月17日閲覧。
- ^ “輪島塗の蒔絵筆 - 自然史学会連合”. 2023年1月17日閲覧。
- ^ 鈴木欣司『日本外来哺乳類フィールド図鑑』旺文社、2005年7月20日。ISBN 4-01-071867-6。
- ^ a b c 阿部永・石井信夫・伊藤徹魯・金子之史・前田喜四雄・三浦慎悟・米田政明『日本の哺乳類 改訂版』東海大学出版会、2005年7月20日。ISBN 4-486-01690-4。
- ^ 大都市とネズミ(PDF)
- ^ 国内におけるワルファリン抵抗性ネズミの現況 いわゆるスーパーラットについて 環境毒性学会誌 Vol.12 (2009) No.2 p.61-70
- ^ “世界遺産・西表島における「レプトスピラ症」の病原体を 土壌培養と環境DNAから総合分析”. 琉球大学 (2022年4月1日). 2023年9月17日閲覧。
- 1 クマネズミとは
- 2 クマネズミの概要
- 3 家ネズミ
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