キン肉マンとの闘い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 08:46 UTC 版)
キン肉星王位争奪編の時期に行われた企画「夢のビッグマッチ人気投票」では、キン肉マンVSテリーマンが第1位に選ばれた。「実現するのは第3回超人オリンピックか?」「対決方法は3メートルの皮ひもを、お互いの手首に片方ずつしばって戦うインディアン・ストラップ・マッチがいいだろう」とコメントされている。 同じくキン肉星王位争奪編で行われた企画「もし第3回超人オリンピックがおこなわれたら」では正体不明のマスクマン「テキサス・ハリケーン」として超人オリンピックに出場。決勝トーナメントでウォーズマン、バッファローマンを破り、決勝戦では自らマスクを脱ぎテリーマンとしてキン肉マンと対戦する。 『キン肉マンvsテリーマン』では、キン肉マンが王となってキン肉星へ帰る間際、彼に闘いを申し込む。これを承諾したキン肉マンはお互いに悔いのない戦いをするため、トレーニングに励むことを提案。テリーマンはテキサスの牧場に戻り、スパーリング人形を使ったトレーニングに励むが、そこに現れたウォーズマンとバッファローマンがスパーリングパートナーを申し出る。しかし特訓を終え出発する直前、町へ出かけていたナツコが交通事故で意識不明の重態となったため、病院で彼女に付き添う。夜中に意識を取り戻したナツコは、自分にかまわず日本へ行くようテリーに告げる。既に日本行きの航空便は出た後だったが、テリーはウォーズマン、バッファローマンと共に大陸を走り海を泳ぎ渡り、雨の競技場に現れる。開始予定時間を過ぎても信じて待っていたキン肉マンとの対戦が始まった。しかし不眠不休の疲労は隠せず、キン肉マンは試合を止めることを促すが、テリーマンは「長年待った勝負を止めるなど、誇りと尊厳を捨てるようなもの」と拒否。キン肉マンもその熱意に応えるため手加減なしの闘いを続行する。キン肉マンの攻撃を捌くテリーマンはカーフ・ブランディングを仕掛けるも切り返され、マッスル・スパークに捕らえられる。意地で返そうとするが、ちょうど時間切れとなりロビンマスクが技をカット。勝負は引き分けとなり、最後にいい思い出ができたと握手・抱擁を交わす。彼らの試合は非公式で行われ、超人界の歴史に残らない試合だったが、テリーマンは勝負が行われた証としてニーパットをミートに預けた。 ジャンプ40周年記念特別読切『キン肉マンの結婚式!!の巻』では、キン肉マンとビビンバの結婚式への招待状が送られるが、テリーマンは自分たち超人レスラーの行くところではないと乗り気でなかった。そんな中、キン肉ハウス取り壊しの情報を聞いたテリーたち正義超人はキン肉ハウスに集合。しかしこれは彼らが式に来ないと予想したキン肉マンが流した偽の情報であり、彼は結婚記念のプレゼントとして、ガチンコのスパーリング七番勝負を求める。6人とのスパーリングを終えたキン肉マンに対し、最後の相手テリーは「投げ技なし、立って殴り蹴るのみ」のテキサスフィストデスマッチを提案。キン肉マンも了承し、ガード無用でお互いの気持ちをぶつけ合う凄まじい応酬となった。最後にクロスカウンターを互いの頬に叩き付けつつ、テリーはキン肉マンに祝いの言葉をかける。直後にダブルノックアウトで、七番勝負は終わった。その後、テリーたちはキン肉ハウスで身を投げ出して休みながら、キン肉マンが式に間に合うことを願った。一方、キン肉マンは傷だらけで膨れた顔のままビビンバの元に向かい、ギリギリで結婚式を挙げることができた。
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