キャンピングモンスター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 08:03 UTC 版)
別名『セーフティモンスター』と呼ばれる、移動しながら居住することが可能な猛獣の総称。このモンスター達は姿をくらませ、他の猛獣に見つかりにくく襲われにくい生物達で、それを利用して安全場所としてグルメ界の移動手段に使用される。それでも自身の捕獲レベルより高い猛獣には見つかり、襲われてしまう。 オクトパスイカ (捕獲レベル265)【軟体果実獣】 一龍がグルメ界に旅立つトリコ達のために育てていたスイカのような見た目の巨大タコで、読者募集の猛獣。通称「オクトちゃん」。頭上に家があり体の中は居住空間が広がっており、トリコ達は勿論、テリー、キッス、クインが入っても全く問題がないほど広大なスペースになっているも、泳ぎは上手くない。チチ曰く「グルメ界の入口程度なら十分トリコ達の寝床として役に立つ」とのこと。エア調理後は、エアをはじめとするエリア8の食材を妖食界の実力者と共に人間界に運ぶことになった。 電シャーク(捕獲レベル605)【甲殻魚獣類】 読者投稿の猛獣。電車のような長い胴体を持つサメで、その全長は約2km。先頭の頭部車両に行くほどセーフゾーンの質が高くなり、最後尾は巨大貨車がついている。トリコたちのエリア7の案内役を務める。 セーフティーモンスターの中でも宿主であるトリコたちにも襲いかかるほど気性が荒いが、安全場所としての質はオクトパスイカより優れている。緊急時は気配の全てを胴体に残して身体を切断する自切モードになることで外部からのあらゆる影響を受けなくなるが、自分から動くことができなくなる(カカ曰く、体は2~3日でまた生えるとのこと)。 100Gマウンテンで偽のカカによって重症を負わされたが、小松の蘇生包丁とペアのお陰で新型車両になり、エリア7の食材を人間界に届けることになった。 キントウンコ(捕獲レベル1500)【猿王のウンコ】 読者投稿の猛獣。雲のような形状をしている猿王のウンコ。モンキーフェスティバルの時のみ出動するキャンピングモンスターであり、大陸の猿たちが100Gマウンテンまで来るのとトリコ一行が産声の樹に戻るのに使用された。ウンコ故に臭いがスピードは抜群。 エリア7の食材を人間界に運ぶ際、猿達がこれを使うことを提案したが、臭いで食材が駄目になるという理由でトリコに却下されている。 クラブバース(捕獲レベル500)【甲殻獣類】 読者募集の猛獣。バスのような姿をしたカニで、横向きに走る。人間界の援護組がエリア8からエリア7に行くのに使用された。 亀球(捕獲レベル820)【爬虫獣類】 読者投稿の猛獣。甲羅の部分が風船状になっており、気球のように空を飛ぶ巨大なカメで、陸海空を自在に移動し、安全場所としての質も随一。栗坊の導きでエリア7に現れ、トリコ一行をエリア6へと運ぶ。 磁貝(捕獲レベル1000)【軟体獣類】 読者投稿の猛獣。潜水艦のような巨大な貝で、特殊な磁界を作り出し、自身の周りを安全場所にする。ジジが別荘として使用しており、エリア6での移動手段となる。 ミニマムシェル ジャイアントシェルの赤ん坊。裏の世界によって光の速度を越え、何年旅しても逆うらしま効果で地球には数日で戻れる。グルメ天文学者のチームが宇宙船に品種改良し、湖で養殖され、最終話でトリコ、小松の宇宙の移動手段となった。
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