オリエント時計とは? わかりやすく解説

オリエント時計

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/05 08:47 UTC 版)

オリエント時計株式会社(オリエントどけい[2])は、東京都新宿区に本社を置く日本の企業である。2017年3月31日まではセイコーエプソン(以下、エプソン)の機能子会社で、連結事業として腕時計の製造、販売を行っていた。同年4月1日付を以て親会社のエプソンに事業統合され、以降はエプソンの腕時計のブランド(ORIENTブランド)として機能している。


  1. ^ a b オリエント時計株式会社 第99期決算公告
  2. ^ 東洋経済新報社『会社四季報 未上場会社版 2007年下期』には「オリエントどけい」と記載されている。一方、日本経済新聞社『会社総鑑 2005年版 上巻 未上場会社版』 ISBN 978-4-532-21065-6 などには「おりえんととけい」と記載されている。
  3. ^ 森年樹『国産腕時計(11) オリエント』トンボ出版、1999年、25頁より。機械式腕時計のムーブメントで(本来は軸受として)使われる宝石個数が時計のグレード評価目安になっていた1960年代、実用上20石台で十分なところ、装飾以外の意味がない石まで大量に埋め込んだ「100石」「64石」という相当に異様な仕様の高級腕時計「グランプリ」を送り出した(当時のセイコー、シチズンでも最多で39石程度だった)。
  4. ^ 1960年代後期に発売されたダイバーズウォッチ「キングダイバー1000」は1000m防水を称した製品だが、ケースこそ二重構造であるものの、通常の大深度用防水腕時計に使われているねじ込み式竜頭を採用しておらず、実際に1000m防水の性能があったのか疑問視されている。
  5. ^ アナログ腕時計のダイヤル面に1ヶ月分の日付表を印字し、窓開けした曜日パネルを回転させることで簡易に万年カレンダーとして機能させるモデル(通称「万カレ」)は、古くから2014年時点に至るまで同社の代表的な名物シリーズである(ダイヤル面のデザインは良くも悪くもきわめてアンバランスなものとなる。他メーカーで真似する事例はほとんどない)。以上のように、あまりに個性的で珍品じみた製品が多いのも特徴である。
  6. ^ セイコーエプソン. “オリエント時計の事業再編に関する検討開始について”. 2016年10月3日閲覧。
  7. ^ 秋田エプソン、6億円かけ新工場 時計を一貫生産 日本経済新聞、2019年6月5日
  8. ^ ただし負傷者数は、当事者発表の人数を足し合わせたもの。法政大学大原社会問題研究所編著『日本労働年鑑 第22集』より。
  9. ^ 『日経産業新聞』1984年4月14日6面、1984年11月19日9面、1985年1月7日9面より。ただし、オリエント時計株式会社 有価証券報告書には、1983年(昭和58年)に清算された旨が記載されている。
  10. ^ 株式会社ソーテックは1984年(昭和59年)12月に日野市で設立された。1984年(昭和59年)4月に横浜市で設立されたパソコン専業メーカー「株式会社ソーテック」とは異なる企業である。


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