オリエ津阪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/10/19 23:22 UTC 版)
オリエ 津阪（オリエ つさか、1912年12月24日 - 2003年[1]）は、日本の俳優。松竹少女歌劇の男役スターとして、1930年代のレビュー・ブーム期に同じ松竹の水の江瀧子や宝塚少女歌劇の小夜福子、葦原邦子らと共に「男装の麗人」として人気を博した[2]。松竹歌劇の黄金時代を築いた[3][4]人物として水の江と並び称される。松竹退団後は劇団主宰などを経て1950年代初頭まで映画にも出演。その後は日本舞踊の師匠となり表舞台からは退いた。
- ^ 「織枝」としている資料や「織江」と「織枝」が混在している資料がある。
- ^ 『大正昭和美人図鑑』p124（小針侑起・著、2018年刊、河出書房新社）
- ^ 北村（1995）pp.47-48
- ^ a b c d 『松竹歌劇』第10号、p.56
- ^ a b c d e f g h i j k l 『週刊読売』1978年第49号、pp.43-46
- ^ a b c d e f g h i 『秋田市史』pp.743-744
- ^ a b c 『日本芸能人名事典』p.196
- ^ a b 『週刊読売』1970年第21号、p.117
- ^ 『レビューと共に半世紀』p.146
- ^ 『レビューと共に半世紀』p.152
- ^ a b 『レビューと共に半世紀』p.154
- ^ 『犯罪調書』井上ひさし、集英社（1984）p187
- ^ 佐藤（1976）p.77
- ^ 『レビューと共に半世紀』p.189
- ^ “男性対女性”. 日本映画データベース. 2014年9月2日閲覧。
- ^ “菊水太平記”. 日本映画データベース. 2014年9月2日閲覧。
- ^ 『レビューと共に半世紀』p.159
- ^ 古川ロッパ. “古川ロッパ昭和日記 昭和九年”. 青空文庫. 2014年9月2日閲覧。
- ^ 山本（1987）p.49
- ^ 遠藤・葦原（1986）p.70
- ^ “オリエ津坂”. 日本映画データベース. 2014年9月2日閲覧。
- ^ “たけふ菊人形の歴史年表 越前市”. 2015年9月26日閲覧。
- ^ 『香華』（有吉佐和子選集 第4巻）pp.292-297
- ^ a b c 近藤（1984）pp.26-27
- ^ 『瀬戸内寂聴全集 第16巻』p.532
[続きの解説]
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