マキノ映画とは? わかりやすく解説

マキノ映画製作所

(マキノ映画 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/02 23:54 UTC 版)

マキノ映画製作所(マキノえいがせいさくしょ、1923年 設立 - 1924年 合併)は、かつて存在した日本の映画会社である。1920年代大正末期)の日本映画において活動し成功した、初期の独立プロダクションである。俳優だった衣笠貞之助を監督としてフル稼働し、大部屋俳優であった阪東妻三郎をスターにし、20代前半の若者たちを脚本家寿々喜多呂九平映画監督二川文太郎井上金太郎としてデビューさせた。


  1. ^ http://www.matsudafilm.com/matsuda/c_pages/c_de.html
  2. ^ http://www.imdb.com/name/nm0538634/bio
  3. ^ 『日本映画監督全集』(キネマ旬報社、1976年)の「牧野省三」の項(p.360-363)を参照。同項執筆は田中純一郎
  4. ^ a b 立命館大学の「京都映像文化デジタル・アーカイヴ マキノ・プロジェクト」サイト内の「等持院撮影所」の記述を参照。
  5. ^ 『日本映画監督全集』(キネマ旬報社、1976年)の「寿々喜多呂九平」の項(p.223-224)を参照。同項執筆は岸松雄
  6. ^ 直木の甥・植村鞆音『直木三十五伝』(文藝春秋、2005年 ISBN 4163671501)の記述を参照。


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マキノ映画

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マキノ芸能社」の記事における「マキノ映画」の解説

手広く事業広げた同社子会社として設立したのが「マキノ映画」である。設立第1作桜御殿』はマキノ真三自らが監督宮城千賀子主演脚本八尋不二起用撮影戦前市川右太衛門プロダクションから大都映画量産し松井支えた松井同社製作した全3作でカメラ回している。また、共演者宮城とおなじ宝塚出身霧立のぼる松竹少女歌劇部(SSK第2期生のオリエ津阪、真三の兄・マキノ正博戦前撮った鴛鴦歌合戦』(1937年)にも出演した宝塚出身歌手服部富子配した同様の枠組み製作したサザエさん 前後篇』の配給松竹が行なったが、同社1948年10月親会社の「マキノ芸能社」が解散したため、畳まざるを得なくなった最終作の『鉄路薔薇』には新宿ムーランルージュスター明日待子起用したが、解散後東宝上映権売却している。東屋トン子主演続編サザエさん のど自慢歌合戦』(1950年)は、「東洋スタジオ」がまったく同様のキャスト・スタッフ製作し大映配給している。 2009年平成21年)、東京国立近代美術館フィルムセンターが、同社製作した短篇教育映画ゴムまり』(1947年)、長篇劇映画暗黒街天使』(1948年)がマキノ雅広宅から発見され復元したとして、同センターの大ホール上映した

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「マキノ映画」を含む「マキノ芸能社」の記事については、「マキノ芸能社」の概要を参照ください。

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