櫻御殿【サクラゴテン】(草花類)
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登録番号 | 第4148号 |
登録年月日 | 1994年 11月 22日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 櫻御殿 よみ:サクラゴテン |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1997年 11月 23日 | |
品種登録者の名称 | 北政富 | |
品種登録者の住所 | 奈良県北葛城郡香芝町畑7丁目2-45 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 北政冨 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「矢妻」に出願者が所有の育成系統を交配して得られた実生から選抜, 育成したものであり,花は明赤味紫のやや大輪で一輪仕立ての切花向きの品種ある。 草型は直立性,開花時の草丈は中である。茎の太さは6.0 ~7.9 mm,強さは強,色 は淡緑,節間長は10~19mmである。葉身長は75~99mm,幅は50~74mm,基部の形は凸 形,先端部の形は尖,一次欠刻は0.30~0.69,二次欠刻の程度は低,葉の欠刻底部の 形は丸,葉裂片縁部の重なりは平行する,色は緑,光沢度,厚さ及び硬さは中である。 たく葉は主に両側に全体的にある,大きさは中である。つぼみの形は平,花房の形は 凹形,花の大きさは110 ~149mm ,舌状花の重ねは5以上で露心しない,外花弁の表 面の色は明赤味紫(JHS カラーチャート8905),舌状花数は400 ~599 ,管状花数は 100 ~199 ,花弁の形は管弁1及びさじ弁,長さは50~69mm,幅は5.0 ~9.9mm ,先 端の形は尖る,外花弁の反り方は内曲,花たくの大きさは15.0~17.4mm,総ほう部か ら花頂部までの高さは40~49mm,花首の長さは60~79mm,太さは5.0 ~5.9mm である。 育成地(奈良県北葛城郡香芝町)における自然開花は10月初旬の秋咲である。 「矢妻」と比較して,舌状花数が多いこと,外花弁の表面の色が明赤味紫であるこ と,花たくの大きさが大きいこと,花首の太さが太いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和59年に出願者のほ場(奈良県北葛城郡香芝町)において,「矢 妻」に出願者が所有の育成系統を交配して得られた実生から選抜し,以後,増殖を行 いながら特性の調査を継続し,平成2年にその特性が安定していることを確認して育 成を完了したものである。 |
固有名詞の分類
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