エンゲージガンダム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 16:19 UTC 版)
「ガンダム開発計画」の記事における「エンゲージガンダム」の解説
『機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE』に登場。こちらはもしもエンゲージゼロの技術が採用され、試作0号機との要素が融合(エンゲージ)した機体が完成していたら、という「歴史上のif機体」である。双方の特徴を取り入れることで、汎用MSとしては非常に高い完成度を誇るとされる。 装備バリエーション エンゲージガンダム 重装甲装備 耐久性向上をコンセプトとする仕様。ガンダムNT-1で採用されたチョバムアーマーと異なり着脱不可で装着されており、FSWS計画の意向が強く表れている。武装はビーム・ライフルは使用可能だが、ビーム・サーベルは設計上廃されている。コア・ファイターも重装甲になりながらスラスターが強化され、機動性は大きく損なわれていない。 エンゲージガンダム キャノン砲装備 後方支援をコンセプトとする仕様。ランドセルのビーム・サーベルを廃し、ガンキャノンやガンタンクの肩部キャノン砲のデータを参考に高出力のビーム・キャノンを装備する。これはコア・ファイター形態でも使用可能であり、単体でも高火力支援機として運用が可能。ほかに両前腕部甲には2連装ビーム・ライフルをベースにした腕部ビーム・キャノン、脹脛側面にはザクIIの3連装ミサイル・ポッドを参考に新造した4連装ミサイル・ポッドを装備する。 スーパーエンゲージガンダム 火力・防御力・航続距離を強化した仕様。本体はそのままに、コア・ファイターをGディフェンサーを参考に重点的に強化されている。主兵装はコア・ファイターに装備されているロング・ライフル。ほかにサイド・ユニットにはミサイル・ポッドを装備する。 エンゲージガンダム インコム装備 準サイコミュ兵器搭載をコンセプトとする仕様。ニュータイプや強化人間の搭乗をベースに設計される。背部にインコム・ユニットを2基、ほかにドーベン・ウルフの腕部に似た構造の着脱式メガ粒子砲と大口径ビーム・キャノンを2基ずつ装備。ビーム・キャノンはビーム・サーベルも兼用しているが、サイズ的に本機のマニピュレーターで保持することはできない。 エンゲージガンダム ブースター装備 エンゲージゼロ・追加ブースター装備型のブースターをエンゲージガンダムが装備した仕様。機動性が向上するが、機体特性などはエンゲージゼロの場合と変わらない。 エンゲージガンダム ファンネル装備 サイコミュ兵器搭載をコンセプトとする仕様。エンゲージゼロで運用されたレモラ・ファンネルを両肩に5基、臀部に3基、合計13基装備する。両肩のファンネルは腕部の動きに干渉しないよう、自動で動くよう設計されている。腰部フロント・アーマーおよびリア・アーマーが大型化され、サイド・アーマーにもファンネルを装着可能。ファンネル自体はエンゲージゼロのものと性能的に大差ない。脹脛後部に大出力のスラスターを装着、膝部のプロペラントタンクも大容量化し、高機動戦闘を前提とした改良もほどこされている。
※この「エンゲージガンダム」の解説は、「ガンダム開発計画」の解説の一部です。
「エンゲージガンダム」を含む「ガンダム開発計画」の記事については、「ガンダム開発計画」の概要を参照ください。
- エンゲージガンダムのページへのリンク