エッグ世界の住人・関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 03:09 UTC 版)
「ワンダーエッグ・プライオリティ」の記事における「エッグ世界の住人・関係者」の解説
アカ 声 - 内田夕夜 エッグ世界の住人。裏アカとともにねいるが所属するジャパンプラティを立ち上げた創始者の一人で、トルソーに眼鏡、ブレザー姿で紳士的な態度で話す。特徴的な容姿は「肉体を捨てて脳だけ残した」ため。 人間だった時は眼鏡を掛けた柔和な面持ちの研究者。裏アカと共に常に厳重な監視が付く環境でAI研究を行っていたが、ある日戯れに肉体を持つAI、フリルを作り出して、裏アカと育てた。 あずさと結婚し一女をもうけるも、フリルによってあずさは殺害され、遺された娘のひまりも謎の自殺を遂げる。その後は少女の自殺事件の情報を集め、エッグを開発し、自殺を誘発する「死の誘惑」に立ち向かうようになった。 裏アカ 声 - 高橋広樹 エッグ世界の住人。アカとともにねいるが所属するジャパンプラティを立ち上げた創始者の一人で、アカと同じくトルソー姿が特徴だが、アカがブレザーであるのに対して裏アカはくだけた服装で過ごしている。言葉遣いはやや乱暴だが、少女達には親身に接する。 人間だった時はアカの相棒の研究者で、左足が不自由で杖をついて歩いていた。常に無愛想だが周囲への気配りができ、あずさがアカを選んだ際も心から祝福していた。アカと共にフリルを作り出し、彼女の父の一人として接するが、次第に彼女の異常性に恐怖を覚えるようになる。 ひまりに告白じみた言葉を告げられた晩、彼女が動機の見えない自殺を遂げたことでフリルの犯行を確信。彼女を連れ出し自身の手で葬った後、アカと共にエッグを開発した。 前述の自身とアカの過去を洋館を訪れたアイにのみ語っている。 フリル 声 - 山口愛 人間だった頃のアカと裏アカが作り出した、肉体を持つ高性能AI。精神年齢は14歳程度の少女であり、アカ達が理想とする「父親の望む少女」の性質を持ち合わせる。痛みや苦しみも入力検知により感じられるが、友達となる完璧な生物を自身の手で作ろうとするなど、合理性を求めるあまり倫理が欠如している。 彼らの娘として奔放に育つが、アカがあずさと結婚した辺りから異常性を発揮。あずさを殺害し、アカによって地下に監禁される。 それから十数年、外に出る事なく過ごしていたはずが、いつの間にか大量のモニターやケーブルを監禁場所に引き込み、何らかの手段を使ってひまりを自殺に追い込む。その後はアカに破壊されたと思われるが、エッグ世界でハイフンやドットがその名を口にしている。 ハイフン 声 - 大谷育江 フリルの作り出した友達の一人で、使命を果たしてハルカを生き返らせた桃恵の前に現れた。蝶に似た頭部を持ち、巨大な鎌で武装している。桃恵の前でパニックを殺害し、その肉を捕食。桃恵の口にもその肉を押し込んで死への恐怖を植え付けた。 ドット 声 - 大谷育江 フリルの作り出した友達の一人で、使命を果たしてちえみを生き返らせたリカの前に現れた。トンボに似た頭部を持ち、巨大な鉄球を操る。万年を殺し、リカの攻撃を片手でいなした挙げ句に武器を破壊し、彼女に失禁する程の恐怖を与えている。 キララ 声 -大谷育江 フリルの作り出した友達の一人で、使命を果たして小糸を生き返らせたアイともう1人のアイの目の前に現れた。刃の付いたブーメランを投げ対象を傷つける。フルネームは「キララロドリゲスマチュード18世宵の明星SSプラム」であるが、アイに「長ぇな…」とツッコまれた。ブーメランでアイを退けた後、もう1人のアイの左目を抉った。 保科 あずさ(ほしな あずさ) 声 - 庄司宇芽香 あるレセプションでアカ、裏アカと親しくなった研究者の女性。アカと結婚し一女をもうける。出産直前のある日、入浴中にフリルが投げ入れたドライヤーによって感電死する。 ひまり 声 - 庄司宇芽香 アカとあずさの娘。あずさの死で落ち込んでいたアカ達を元気づけ、健全に成長していた。14歳の誕生日の日、裏アカに「大人になったら結婚してあげる」と告げた後、自宅の風呂場にて動機の不明な自殺を遂げる。
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