インドシナ、マレー、インドネシア方面とは? わかりやすく解説

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インドシナ、マレー、インドネシア方面

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 05:08 UTC 版)

一式戦闘機」の記事における「インドシナ、マレー、インドネシア方面」の解説

1944年11月5日シンガポール飛来しB-29 53機を第1野戦補充飛行隊8機・第17錬成飛行隊7機からなる一式戦15機が迎撃し、1機を喪失する最高指揮官機たる1機を撃墜(第468重爆航空指揮官フォールカー大佐機)、同時に一式戦によるB-29初撃墜戦果挙げた1945年1月24日29日スマトラ島パレンバンイギリス海軍63空母機動部隊艦載機来襲パレンバン防空主力となる飛行87戦隊二式戦装備)のほか、第26戦隊・第33戦隊一式戦装備、第33戦隊装備2機のみ)、第21戦隊二式複戦装備)が担当しており、2日間の空戦では日本軍20機を喪失イギリス軍16機(さらに帰途不時着水11機・着艦事故14機を合わせると計41機に上る)を喪失している。 同時期、本方スンバワ島ビワにて本来は教育部隊である第17錬成飛行隊飛行隊長教官助教隊員特操1期からなる臨時防空戦闘隊(一式戦12機)を編成4月6日ニューギニア方面から撤退する地上部隊将兵1,800名を満載した軽巡洋艦五十鈴」および水雷艇「雉」・掃海艇2隻を攻撃するため飛来した、第一波の第18飛行隊第2飛行隊B-25 20機を臨時防空戦闘隊の一式戦2機が迎撃爆撃妨害し艦艇損害無し20分後には第二波として第21飛行隊第24飛行隊のB-24 9機が飛来するも同戦闘隊からも増援一式戦2機が到着し交戦マクドナルド大尉機・フォード中尉機を撃墜し艦艇損害至近弾2発・不発弾直撃1発のみ。さらに撃墜機乗員救助に来たカタリナ1機を補給のため基地帰還したのち再度飛来し一式戦1機が撃墜(第112海難救助飛行隊バルマン大尉機)。のちに掃海艇1隻が潜水艦雷撃により沈没するも、「五十鈴」は無事にビマ入港し将兵揚陸した。この空戦一式戦は3機を撃墜するも損害は1機被弾のみ。臨時防空戦闘隊は7月半ばにかけて10機を喪失このうち空戦撃墜は4機、敵機衝突1機)するも7機を撃墜(B-24 5機・PB4Y-1 1機・カタリナ1機)、予想上回る敢闘見せた8月13日スンダ海峡にて翔忠戦闘隊(6月22日廃止された第33戦隊飛行師団直轄部隊したもの)の一式戦がB-24 1機を撃墜第203飛行隊テットロック中尉機)、これが一式戦挙げた最後戦果となる。 大戦末期となる1944年8月18日から終戦間際となる1945年8月13日にかけて、ビルマ初めとする東南アジア方面(ビルマ・フランス領インドシナ・マレー・インドネシア・タイ等)を担当する第3航空軍戦域における戦果損害は以下の如し一式戦連合軍63撃墜(このほか一式戦撃墜した可能性がある未帰還9機が存在し、それを含めた場合連合軍72撃墜)、対す空戦損害61喪失記録撃墜連合軍機の機種内訳戦闘機14機(18機ないし19機)・爆撃機32機(36機ないし37機)・輸送機17機。戦闘機詳細P-47 4機・スピットファイア3機・P-38 2機・F4U 2機・P-51D 1機・F6F 1機・ハリケーン1機、爆撃機等の詳細はB-24 15機・ボーファイター5機・モスキート4機・B-29 3機・PB4Y-1 3機・PB4Y-2 1機・B-25 1機(先述一式戦撃墜した可能性がある連合軍帰還機の内訳は、戦闘機等がハリケーン3機・F4U 1機、爆撃機等がB-29 2機・PB4Y-1 1機・B-24 1機、さらにTBFまたはファイアフライ1機)。 一式戦61喪失のうち連合軍戦闘機によって撃墜されたものは47機で、残り14機は爆撃機防御砲火よるものである。

※この「インドシナ、マレー、インドネシア方面」の解説は、「一式戦闘機」の解説の一部です。
「インドシナ、マレー、インドネシア方面」を含む「一式戦闘機」の記事については、「一式戦闘機」の概要を参照ください。

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