インドクジャクの異常繁殖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 02:31 UTC 版)
「黒島 (沖縄県竹富町)」の記事における「インドクジャクの異常繁殖」の解説
インドクジャクは最初に新城島に導入され、1979年に小浜島のリゾートホテルに持ち込まれたものが観賞用として各地に寄贈されて広まった。黒島では、1980年代に観賞用として持ち込まれ、台風により飼育小屋が壊れ数羽が脱走した。天敵がいないことから異常繁殖し、2013年現在では数千羽以上生息すると推定される。サキシマスベトカゲ、サキシマカナヘビ等のトカゲ類が激減するなど従来の生態系が破壊されている。また島の主要産業である畜産業への悪影響も出ている。 2013年には箱わなにより1,479羽が駆除されており、その後も銃器による駆除や探索犬による繁殖卵の駆除が続けられている。
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