induce
別表記:インデュース
「induce」とは、誘発する・勧誘する・引き起こすのことを意味する英語表現である。
「induce」から派生した英単語として「Induction」がある。「induction」は名詞で、「誘導・就任・入隊・帰納法・数学的帰納法・引き起こすこと」といった意味を持つ。もう一つ派生した英単語として「Inducement」がある。「inducement」も名詞で、「誘因・勧誘すること・~する気を起させるもの」といった意味を持つが、「賄賂」のようにネガティブなニュアンスで用いられる傾向にある。具体的には「inducement of child prostitution(児童買春の勧誘)」や「undue inducement(不当な勧誘)」などといった形で使われる。
対義語として「deduce」があり、「演繹する、推論する、推測する」といった意味を持つ。特に論理学においては「deduce(演繹)」と「induce(帰納)」という正反対の意味を示し、「induce vs deduce」や「induce and deduce」といった形で用いられることも多い。
「induce A to 動詞の原型」とは、「Aを説得して~をさせる」という意味を持つ英語表現である。「I induced my mother to see a doctor.(私は母に、医者に診てもらうように説得した)」といった使い方ができる。
「Induced」とは、「induce」の過去形・過去分詞であり、前後の言葉に応じて「誘発する」や「引き起こす」といった意味を持つ英単語である。数学においては「induced subgraph(誘導部分グラフ・生成部分グラフ)」、物理においては「induced current(誘導電流)」、医学用語では「induced allergy(誘発性アレルギー)」や「induced pluripotent stem cell(人工多能性幹細胞・iPS細胞)」などの専門用語にもみられる。
「balsamic vinegar to induce labor」とは、「陣痛を誘発するためのバルサミコ酢」という意味を持つ英語表現である。「バルサミコ酢の接種が陣痛を促す」という俗説の一つである。欧米では「バルサミコ酢」が日常的に用いられており、そこに含まれるビタミンなどが良い作用をもたらすといった憶測から生まれたものと考えられる。
「induce」はしばしば「induce labor(誘発分娩・分娩を誘発する)」という言葉で頻出する。このため「how to use peanut ball to induce labor(ピーナッツボールを使って陣痛を誘発する方法)」や「eating pineapple core to induce labor(陣痛を誘発するためにパイナップルの芯を食べること)」といった形で用いられる。
また、「stress-induced aging(ストレス性老化)」や「vitamin c induce period dosage(ビタミンCによる生理誘発投与量)」、「Vitamin A induces some action.(ビタミンA1は何らかの作用を誘導する)」といったように、医学的・学術的方面で用いられることも珍しくない。
「induce」とは、誘発する・勧誘する・引き起こすのことを意味する英語表現である。
「induce」とは・「induce」の意味
「induce」とは、「~を誘発する、~するように勧誘・説得する」といった意味を持つ英単語である。三人称単数現在形「induces」、現在分詞「inducing」、過去形・過去分詞「induced」と規則変化する。「induce」の覚え方としては、単語を分解して「in(中に)」と「duc(導く)」で「~するように説得する」という方法がある。「induce」から派生した英単語として「Induction」がある。「induction」は名詞で、「誘導・就任・入隊・帰納法・数学的帰納法・引き起こすこと」といった意味を持つ。もう一つ派生した英単語として「Inducement」がある。「inducement」も名詞で、「誘因・勧誘すること・~する気を起させるもの」といった意味を持つが、「賄賂」のようにネガティブなニュアンスで用いられる傾向にある。具体的には「inducement of child prostitution(児童買春の勧誘)」や「undue inducement(不当な勧誘)」などといった形で使われる。
対義語として「deduce」があり、「演繹する、推論する、推測する」といった意味を持つ。特に論理学においては「deduce(演繹)」と「induce(帰納)」という正反対の意味を示し、「induce vs deduce」や「induce and deduce」といった形で用いられることも多い。
「induce」の発音・読み方
「induce」の発音記号は「indúːs」で、カタカナ読みすると「インデュース」となる。「induce」の語源・由来
「induce」の語源は、「~に導く」といった意味を持つラテン語「induco」に由来するとされる。「induce」の類語
「induce」の類語としては、「cause(引き起こす)」や「prompt(うながす)」、「treat(仕向ける)」などが該当する。スペルの似ている「Induct」は「就任させる、(軍隊に)入れる」といった意味を持ち、「induce」が持つ意味よりも限定的である。「induce」を含む英熟語・英語表現
「induce A to 動詞の原型」とは
「induce A to 動詞の原型」とは、「Aを説得して~をさせる」という意味を持つ英語表現である。「I induced my mother to see a doctor.(私は母に、医者に診てもらうように説得した)」といった使い方ができる。
「induce」に関連する用語の解説
「Induced」とは
「Induced」とは、「induce」の過去形・過去分詞であり、前後の言葉に応じて「誘発する」や「引き起こす」といった意味を持つ英単語である。数学においては「induced subgraph(誘導部分グラフ・生成部分グラフ)」、物理においては「induced current(誘導電流)」、医学用語では「induced allergy(誘発性アレルギー)」や「induced pluripotent stem cell(人工多能性幹細胞・iPS細胞)」などの専門用語にもみられる。
「balsamic vinegar to induce labor」とは
「balsamic vinegar to induce labor」とは、「陣痛を誘発するためのバルサミコ酢」という意味を持つ英語表現である。「バルサミコ酢の接種が陣痛を促す」という俗説の一つである。欧米では「バルサミコ酢」が日常的に用いられており、そこに含まれるビタミンなどが良い作用をもたらすといった憶測から生まれたものと考えられる。
「induce」の使い方・例文
「induce」は「誘発する、~引き起こす」といった意味を持つ英単語である。「The trouble induced a crisis.(トラブルが危機を引き起こした)」や「The drug induces intense sleep.(その薬は強烈な眠気を誘発します)」といった使い方ができる。また、「induce A to 動詞の原形」で「~する気にさせる」という意味になり、「What induced you to try this job?(この仕事をやってみようと思ったきっかけはなんですか?)」などと用いる。一方、「Nothing will induce me to go.」のように否定語を使うことで、「私を行く気にさせるものは何もない」、つまり「何があっても私は行かない」と表現できる。「induce」はしばしば「induce labor(誘発分娩・分娩を誘発する)」という言葉で頻出する。このため「how to use peanut ball to induce labor(ピーナッツボールを使って陣痛を誘発する方法)」や「eating pineapple core to induce labor(陣痛を誘発するためにパイナップルの芯を食べること)」といった形で用いられる。
また、「stress-induced aging(ストレス性老化)」や「vitamin c induce period dosage(ビタミンCによる生理誘発投与量)」、「Vitamin A induces some action.(ビタミンA1は何らかの作用を誘導する)」といったように、医学的・学術的方面で用いられることも珍しくない。
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