アントニオ猪木戦とは? わかりやすく解説

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アントニオ猪木戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/16 04:31 UTC 版)

アクラム・ペールワン」の記事における「アントニオ猪木戦」の解説

モハメド・アリとの試合世界的に有名になったアントニオ猪木対戦相手名乗り挙げ1976年12月12日カラチナショナルスタジアム対決実現した。この試合シナリオ沿ったブックのある興行ではなくいわゆるセメントマッチだったとされ、試合数時間前に初めてペールワン陣営から「ノーブック勧告」を突き付けられたという。それについては当時猪木同行した藤原喜明ミスター高橋など複数関係者明言している。この一方的な潰し予告」ともいえる要求は、単なる海外でのプロレス興行思い込んでいた猪木陣営にとっては、全く不測の事態だった。 ルール1ラウンド3分の5ラウンド制で、先に2本先取したほうが勝利者となるというもの。他は通常通りルール試合開始直後から異様な展開になり、そして試合映像からもわかるとおり猪木アクラムともにパンチキックなどの打撃技猪木キック一発のみ、ハンマースルースープレックスなどの投げ技一切使わずお互い組み合ってからのグラウンドレスリング展開している。 2ラウンド目にアクラム組み合う最中に上から伸し掛る猪木の腕を、歯型の傷が付くほど強烈に噛み付いた。それに応報するように猪木アクラムの目に親指突き入れ戦意喪失加えてスタミナ著しく消耗していたアクラムは、次のラウンド猪木チキンウィング・アームロックを完全な形で極められるギブアップせず、腕を脱臼させられ、3ラウンド1分5秒、ドクターストップ敗北アクラムはこの試合片目失明したともいわれており、同年限り現役引退している。 対戦した猪木アクラムを「とにかく体が柔らかく組んでからものをいう体幹パワーがあった」、「日本的にいえば力士をウェイトダウンさせたような感じ」と評している。

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アントニオ猪木戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/25 02:29 UTC 版)

ザ・モンスターマン」の記事における「アントニオ猪木戦」の解説

アントニオ猪木現役中行った異種格闘技戦において、キックボクシング・プロ空手らの打撃系格闘選手の中で、最初に猪木対戦した相手である。 モハメド・アリとの試合世界的に有名になったアントニオ猪木に、アリボディガードで「全米プロ空手世界ヘビー級王者」という触込み挑戦状叩きつけ、1977年8月2日日本武道館試合実現したアリ戦とは打って変わり両者持ち味発揮され格闘技戦史上屈指の名勝負といわれた。 長い手足から繰り出す速い打撃猪木苦しめたが、ロープ際でナックルパンチ食らい形成逆転猪木担ぎ上げられ、パワーボムからのギロチンドロップKO負けとなった緊張感みなぎる勝負制した猪木は、これにより“世紀凡戦”と揶揄されたモハメド・アリ戦の雪辱を果たすこととなった1978年4月フィラデルフィア坂口征二KO勝ちし、猪木再戦要求同年6月猪木とのリマッチに臨んだ返り討ちにあった

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