格闘技戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 01:25 UTC 版)
1990年代中頃まで行われていた試合形式。格闘技戦と銘打っているがバーリトゥードではなく女子選手同士がグローブを着用し殴ったり蹴ったりするキックボクシング形式の試合である。後にキックボクシングやシュートボクシングの選手を招いて所属選手と対戦させている。松永兄弟がボクシングの経験者で、この形式を思いついたらしい。1976年には「世界三大格闘技戦」と銘打った興行が田園コロシアムで開催されて池下ユミ対ピンポン・ロカムヘンの異種格闘技戦やユカリ・レンチ対キム・メイビーのボクシング戦等が行われた。 一方で日本初の女子総合格闘家である高橋洋子は全日本女子で女子プロレスラーとして活動した後に全日本女子のリングで総合格闘技ルールを戦って総合格闘技の転向に成功。また、全日本女子で格闘技戦を経験した伊藤薫も総合格闘技の試合に参戦しており、全日本女子解散後に設立した伊藤薫プロレス教室は総合格闘技の道場も兼ねている。2003年にはデビュー前の水嶋なつみと高橋裕美を総合格闘技戦に参戦させた。
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