格闘技術・格闘技論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/31 22:26 UTC 版)
量より質を重視し、闇雲に練習時間を増やしたところで格闘家としては大成しないと考えており「僕だったら人の二倍は絶対にしない。僕は人の半分だ」と主張しており、頭を使い工夫して練習することを推奨している。 関節技の練習でタップをすることは、ケガをして練習を休まずに済むので勇気を出して行うべきだと主張している。 自分に足りないところを互いに補うため、出稽古を積極的に行うべきだと考えている。 相手が屈服するような勝ち方ではなく、なぜ負けたのかを気付かせないような勝ち方が一番良いと言っており、もう一度やったら絶対負けないと相手に思わせることが重要だという。 走るのが面倒なのであまり好きではなく、練習では電車の揺れを活かしたトレーニングを行ったり、駅の階段を往復しながら歩いている人を足払いするイメージをしたりしていた。駅の階段をトレーニングに利用する際には女の子がたくさん歩いている方を歩いて自身の発奮を促すなどしていた。 試合で技をかける前には相手に技をかけることを察知されないように相手のことを考えない。試合会場に着いたら好みの女の子を捜し、試合中は相手のことを考えず、事前に捜した好みの女の子が会場に見えたらその瞬間に技をかけるなどしている。 相手に触った瞬間組技が始まるその技術は、遊牧生活で羊や馬を制する技術の応用であった。平直行はその組技の秘訣を教わり、小さい子供をいつ持ち上がったか分からないように抱っこして、子供が楽しくなるように優しく転がすという独自の練習を行い、格闘技に必要な独特の感覚を養った。
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