アラビア語原典とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > アラビア語原典の意味・解説 

アラビア語原典

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 22:23 UTC 版)

クジャタ」の記事における「アラビア語原典」の解説

バハムート#アラビア語原典」も参照 カズウィーニー1283年没)の宇宙誌驚異英語版)』によれば、神は大地背負天使、その足場となる宝石質の岩盤、そして牡牛クユーサーの順に創造して大地安定はかった。クユーサーは「4の目、同数の耳、同数の鼻、口、歯、足を持った牛」だとされている。ある目から別の目へ(あるいはある耳から別の耳等へ)移動するには500年かかるという。

※この「アラビア語原典」の解説は、「クジャタ」の解説の一部です。
「アラビア語原典」を含む「クジャタ」の記事については、「クジャタ」の概要を参照ください。


アラビア語原典

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 22:11 UTC 版)

バハムート」の記事における「アラビア語原典」の解説

レイン記述したような内容アラビア語の『宇宙誌』の原典13世紀以降)は大同小異で数種ある。 原典違いがなくとも、アラビア語なかには異な翻訳になっている単語表現もある。本稿の「巨」の原語は「フート」(حوت, hūt)であるが、これは、「」とも「」とも訳されるまた、天使の立ち台の岩石(宝石)は、原語では「ヤークート」(ياقوت, yāqūt)だが、これは色や種類不特定な宝石で、レインは「ルビー」だとするが、原典多く緑色だと明言し、「緑色ヒヤシンス石」などと訳されるカズウィーニー系統 ダミーリー(英語版)(1405年没)は、レイン要約原典明記していて、レイン要約多く合致する。ただバハムート(フランス訳 Bahmaût)の巨大さに関する比喩芥子粒でなく「一盛りの砂」となっており、牛の名も相当違っている。 カズウィーニー1283年没)の『被造物驚異万物珍奇英語版)』のバハムート(Bahamūt)は、逆にそれらの点では合致するが、他の差異部分が目立つ。ただし、この作品手写本の数も多く違いも多いとされている。 実は、いずれの文献ともワフブ・イブン・ムナッビフ(英語版)(8世紀没)の談としこれを語っている。よって本来ならば同一なはずである。そしてダミーリーはカズウィーニー転記に過ぎないともいわれている。 ヤークート系統 イブン・アル=ワルディー(英語版) (1348年没) の著述作品(『驚異真珠』)は、レイン異聞資料として挙げている文献であるが、当該部分ヤークート・アル=ハマウィー1229年没)『諸国集成』を再構成集約しただけのほぼ丸写しだとも、別の文献間接的に介した剽窃とも言われている。こちらの二文献では、巨の名前がバルフート(Balhūt)となっている。上の系統比べて、巨牛と巨との間に砂丘置かれたという点や、巨より深く幾つかの層についての説明異なっている。 こちらの系統では、神が創造行った順序が、天使、牛、岩盤となっており、岩盤を牛の背の瘤の上乗せた表現されている。 また、や巨牛が、潮の満干や、地震関係するような記述見られるヤークートの方は、牛の呼吸満干関わる記述し載せないが、イブン・アル=ワルディー『真珠』では、これに加えてと巨牛が海の飲み満腹になると興奮するという記述載せている。§地震については後述する。 諸預言者伝 この巨や巨牛関わる宇宙誌記載される最古文献は、サラビー(英語版)編とキサーイー(英語版)編の二編の『諸預言者伝』(英語版)とされている。 アル=サラビー編を引用すると、巨巨鯨)にはいくつもの通称があることが次のように説明される「神は巨 (ヌーン)を造り給うたが、これは巨大なであり、本名イスム)をルティーヤー(Lutīyā)、添え名クンヤ)をバルフート、あだ名ラカブ)をバハムートという」となっている。

※この「アラビア語原典」の解説は、「バハムート」の解説の一部です。
「アラビア語原典」を含む「バハムート」の記事については、「バハムート」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「アラビア語原典」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アラビア語原典」の関連用語

アラビア語原典のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アラビア語原典のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのクジャタ (改訂履歴)、バハムート (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS