二編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/28 21:49 UTC 版)
[朝湯より昼前の女湯の光景]謎々染の浴衣の18、9の女、料理屋の娘、30ばかりの白歯の女が客の話や芝居の話をする。子供連れの年増女などが子供の弁当のこと、流行のこと、娘の嫁ぎ先の話、産の話、奉公の話などをする。水槽のそばには老婆2人がグチや娘の悪口を言っている。上方筋の女房と江戸の女が上方言葉と江戸言葉の優劣論をしている。脱衣場では子供たちの喧嘩がある。風呂の中には饒舌な女と無愛想な女と言葉のなまる女が夫婦げんかの話をしている。子供の喧嘩から子供の母と祖母が口汚く罵り合う。これらが去ったあと、嫁と姑がやって来て、嫁が姑を大事に扱う。女中が残って嫁を褒め、理想の夫について話す。一方には老婆と女房がなにより信心が必要だと説く。34、5の乳母と13、4の子守が自分の守子について争う。上り口には鼻かけの年増が仲間と話している。
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