イスム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 01:25 UTC 版)
イスムは本人の名である。男性には預言者ムハンマドの本名やその別名(アフマド、マフムード、ムスタファー等)、ウマル、ウスマーン、アリーなど正統カリフ、イブラーヒーム(アブラハム)、ムーサー(モーゼ)、イーサー(イエス)といった預言者たち、アッラーの持つ99の美名・属性名に「しもべ」を意味する「アブド」を繋げたアブドゥッラー(神の僕)、アブドゥッラフマーン(慈悲深き者のしもべ)などの名も好まれる。預言者ムハンマドと正統カリフアリーの子孫であるハサン、フサインらの名前も広く命名に用いられるが、ジャアファルなども含めシーア派イマームとなった人物の名称についてはシーア派信徒に特に好まれる傾向があり宗派差が大きい。
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