ウマル【‘Umar】
読み方:うまる
[?〜644]イスラム教第2代正統カリフ。在位634〜644。シリア・エジプトを征服して版図を拡大。また、イスラム暦の採用や軍事・行政上の諸制度を定め、イスラム帝国の基礎を確立した。ウマル1世。オマル。
うま・る【埋まる】
読み方:うまる
[動ラ五(四)]
1 くぼんだ所に物が詰まっていっぱいになる。うずまる。「流れ込む土砂で池が—・る」
2 あいている場所が人や物でいっぱいになる。「広い講堂が聴衆で—・る」
3 物に覆われてその下になり、見えなくなる。うずまる。うずもれる。「庭が花で—・る」「雪崩で—・る」
4 欠けたり不足したりしているところの補いがつく。補塡(ほてん)される。「赤字が—・る」「部長のポストはまだ—・らない」
うま・る【生まる/産まる】
ウマル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/06 08:01 UTC 版)
概要
ウマル(アラビア語: عمر、Umar)は、アラブ人やイスラーム教徒の男性名のひとつ。「長寿の」という意味を持ちその子が長生きするようにと願ってつけられていた名前で、イスラーム以前のジャーヒリーヤ時代から存在していた特に宗教色の無い名前だったが、第二代正統カリフ ウマル・イブン・(アル=)ハッターブの名前だったことから、アラブ人に限らずイスラーム教徒(特にスンナ派)の典型的な男性名となっった。
発音によるバリエーションは、オマル(アラビア語: عمر, Omar, オマル、アラビア語口語(一部方言)や現代ペルシア語などでの発音)、エメル(トルコ語: Ömer)など。英語圏などでの発音に即したカタカナ表記はオマールなど。
なお、「アムル」(عمرو、Amr)という似通った男性名も存在するが、このウマルと区別するために最後に発音しない「و」がつづり上追加されており[1]、全く別の名前となっている。
人物
- ウマル・イブン・ハッターブ - 預言者ムハンマドの親族で、第2代正統カリフ。
- ウマル2世 (ウマイヤ朝) (ウマル・イブン=アブドゥルアズィーズ) - ウマイヤ朝第8代カリフ。
- ウマル・ハイヤーム - セルジューク朝時代の数学者、天文学者、詩人。
- ムハンマド・オマル - アフガニスタンのイスラム主義組織ターリバーンの指導者。
- ウマル (マリーン朝) - モロッコ、マリーン朝の君主。
- ウマル・ハン - コーカンド・ハン国の君主。
- オマル・アル=バシール - スーダンの大統領。
- ウマル・カラーミー - レバノンの政治家、首相。
- オマル・ガーベル - エジプトのサッカー選手。
- オマル・アブドゥル・ラッザーク - モルディブの外交官、大使。
- オマル・アブドゥッラフマーン (サッカー選手) - アラブ首長国連邦のサッカー選手。
- オマル・アブドッラフマーン (テロリスト) - エジプト出身のイスラム原理主義運動の指導者。
- オマル・アッ=ソーマ - シリアのサッカー選手。
- ウマル・ムスタファ・アル=ムンタシル - リビアの政治家。
- フィリップ・トルシエ - フランスのサッカー選手。改宗後の名前は「オマル」。
- エメル・トプラク - ドイツ、トルコのサッカー選手。
脚注
- ^ Team, Almaany. “معنى إسم عمرو في قاموس معاني الأسماء صفحة 1” (英語). www.almaany.com. 2021年2月2日閲覧。
関連項目
ウマル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 09:08 UTC 版)
パリヤの縁談相手。物ごころつかない内に、病弱だった母と死別しており、父共々に妻には元気で健康な女性をと望んでいたところ、カラザでの宴席でパリヤと出会った。
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ウマルと同じ種類の言葉
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