まめゴマとは
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 09:46 UTC 版)
最近発見された手乗りサイズのアザラシ。名前は「まめサイズのゴマフアザラシ」を呼びやすく縮めたものであるが、殆どの場合ゴマフアザラシと特定はしていない。 平均体長12cm、平均体重200g。通常は平均体長・平均体重に到達した時点から成長しないが、大きくなりすぎたときは「まめゴマけんきゅうセンター」が引き取って育てるらしい。 授乳期のまめゴマはベビーまめゴマと呼ばれる。生後1か月で体長5cm・体重70g程度成長し、この時点で一旦体毛が生え揃う。出産期は春で、1匹から2匹出産する。幼生・成体を問わず雌雄の区別が分かりづらい動物である。性別はベビーまめゴマの時点で判別可能だが、体毛だけで判断するととんでもないことになる(後述、べにゴマの項を参照)。 一般的なアザラシと異なり雑食性で、特に豆類、それも枝豆を好む。味覚ないし嗅覚はやや優れている。一例として、普通の枝豆と高級枝豆を並べて出すと後者のみ食べる点がある。 基本的に大人しく、非常に飼いやすい動物である(ごく稀に例外あり)。遊ぶのが大好き(特にボールや輪っかが好み)だが体力に乏しく、その上すぐ眠ってしまう。 人間の言葉をある程度理解する能力がある。ただし、自分の名前を覚えるかどうかは疑問である(呼びかけるととりあえず振り向いてしまうため)。表情が豊かで、飼い主の行動に喜怒哀楽を表すことができる反面、知性(学習能力)は個体差はあれど、あまり高くない。 生活サイクルは人間とほぼ同じ昼行性。ただし、やや神経質なところもある。皮下脂肪が薄いので暑いのが非常に苦手な反面、長時間水槽から出しても平気。ただし、乾燥がひどいと瀕死状態に陥ることもある。 排泄は通常水槽の中で行うが、隙を見せると水槽の外でもよおすこともある。一部ベビーまめゴマのイラストにおむつをしているものがあるが、基本的にトイレの習慣は身につかない模様。接地面に吸着性があり、また前脚を使って水槽を登ることが可能。そのため、脱走癖のあるまめゴマもいる。 後ろ脚が原種(アザラシまたはゴマフアザラシ)より若干進化しており、ごく短い脚のごとく動かすことができる。後半身を合わせて使用することでモノを蹴ることも出来るようになっている。ちなみに、後ろ脚の間に退化した尾があるらしい。これは原種であるアザラシの特徴を受け継いでいる。体が柔らかく、丸まってボール状になることができる点も原種から進化した点といえる。しかし、その延長で自分の後ろ脚をかじる癖がついてしまうものもいる。原種と比べて異常に体長が小さいことから明らかに突然変異種である。 最近発見された割にはすでに生活を完全に飼い主に依存しており、特にベビーまめゴマから成体に移行する際(生後1か月目以降)に餌を母乳と混ぜた離乳食にする必要があったり、泳ぎを段階的に覚えさせる必要があったりする(本能だけでは泳げるようにならない)ことから野生で生き抜く能力はほぼ完全に喪失しており愛玩動物化、ひいては(犬や猫以上に)家畜化された動物であるといえよう。 ただ、祖先の記憶らしきものは若干残っているらしく、絵本ではゴマフアザラシと共鳴したことがある。体毛の色は両親に影響を受けるので多種多様に変化する。また、体色と性別や性格とは関連性がない。現在、明確な体色の名前は30種類以上存在する。名前にゴマフアザラシの「ゴマ」がつくものの、体毛が灰色でごまめ模様のまめゴマは少数派である。さらに、アザラシの仲間にはない体毛の色(ピンク色や紫色など)も存在する。 まめゴマより体長が短いこまめゴマや長いおおまめゴマも存在する。個体数はいずれも一般的なものと比較して少なめである。 前述のとおり飼い主の手が必要ではあるが泳ぎを覚えるのは早く(生後1 - 2か月の頃から調教可能)、また一度覚えると非常にうまく泳げるようになる(なお、ゲーム「まめゴマ2」では調教過程が端折られている)。飼う際の水は淡水・海水を問わない。
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