その他金属
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「朝鮮民主主義人民共和国の鉱業」の記事における「その他金属」の解説
タングステンは黄海北道新坪郡の万年鉱山をはじめ、平安南道新陽郡の任坪鉱山などが稼働し、鉄マンガン重石ならびに灰重石の形で産出されている。北朝鮮全体の推定埋蔵量は24.6万トンに及び、これは世界2位に相当するともされる。 モリブデンの北朝鮮全体の推定埋蔵量は、品位90%基準で54,000トンであり、平安南道成川郡の龍興鉱山、黄海北道新渓郡の歌舞里鉱山などの大規模な鉱山では良好な条件で採掘される。鉛および亜鉛は、咸鏡南道端川市に北朝鮮最大の検徳鉱山があり、鉛500万トン、亜鉛1500万トン以上を埋蔵していると見られる。また、これに次ぐ規模の黄海北道銀波郡光明地区には、鉛200万トン、亜鉛300万トン以上が埋蔵されている。 銅鉱石は、北朝鮮全体の埋蔵量が約290万トンとみられ、そのうち40%以上が両江道に集中している。同地の甲山鉱山は古くから銅山として操業しており、黄海北道の笏洞鉱山や遂安鉱山、咸鏡南道の虚川鉱山でも黄銅鉱や半銅鉱などが採掘されている。また、2011年には中国との合作で恵中鉱業合営会社が設立され、恵山市の恵山青年鉱山で採掘設備の現代化などに取り組み、2014年には年間5,000トンの銅精鉱を中国に輸出している。 マンガン鉱物の鉱山は、平安南道順川市の元上里、江原道鉄原郡大浦里、平壌市中和郡など49か所に存在する。北朝鮮全体の埋蔵量は30万トンとみられ、相当部分がマンガン含有量3 - 15%のマンガン土の形で存在している。
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その他金属
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チタンは高価で、鋼と比較して硬度が低いが(一例としてロックウェル硬さCで47)、錆びない、磁気を帯びない、軽量といった特徴があり、特殊な用途のナイフに使用される。 さらに、特殊な処理をすることにより、酸化皮膜が生じ干渉色が見えることから、見た目に優れる場合がある。ハンドル材に使用する場合も同様。 また、コバルトやクロム等の合金であるステライトも非鉄金属のため錆びない、(熱処理を行わなくても)硬度があるといった特徴があり、稀に刃材として使われるが、加工が難しい。 青銅は、融点が低くて比較的精錬しやすい銅と錫等の合金であるが、そこそこの耐久性があり、また加工も容易であるため、長く使われた歴史を持つ。これら青銅器のナイフ類は石のナイフのように簡単に砕けたりせず、骨などよりも硬いため、広く用いられた。しかし硬度の面で難があり、やがて鉄器が普及するにつれて、次第に姿を消していった。
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