その他西方諸国
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「ベルガリアード物語」の記事における「その他西方諸国」の解説
センダリア(神:すべての神) 諸民族の混血であるセンダリア人が住む王国。農業国家。国旗は緑地に麦の束を意匠としている。 西方諸国の中西部にある。古くはアレンディアの一部でワキューン人の勢力下にあったが、その滅亡後独立(トルネドラの意図によるといわれる) 。 首都はセンダールで、ほかにも農作物の集散地として都市が点在する。 現在の統治者はフルラク王。メダリア近郊のファルドー農園はガリオンの育った故郷であり、ダーニクも鍛冶屋として働いていた。 ウルゴランド(Ulgoland)(神:ウル) ウルゴ人が住む国。地下国家。 西方諸国ほぼ中部の山岳地帯で山脈地下の広大な洞窟「プロルグ」がウルゴ人の居住地。 神を持たぬ民からゴリムという人物が探索の末ウル神の庇護を得、彼に従った民がウルゴ人という民族となった。 上記の経緯から統率者は代々建国者の名前である『ゴリム』を名乗る習慣がある。レルグはこの国の住人で、次期ゴリムの父親である。 アレンディア(Arendia)(神:雄牛神チャルダン) アレンド人(アスター人・ミンブル人)が住む国。貴族国家。 西方諸国の西部にある。国土はほとんどが森林で、その中に内戦で廃墟となった都市が多く点在する。首都はボー・ミンブル。 アレンド人内部での民族間対立と内戦が続き、ワキューン人は滅亡、ミンブレイト人とアスター人も長年対立が続いていたが、ベルガラスの介入により時の統治者コロダリンとマヤセラーナが結婚することで分裂をまぬがれた経緯がある。 上記のため、代々、王は『コロダリン』、王妃は『マヤセラーナ』と名乗る習慣があり、共同統治という形をとっている。レルドリン(アスター人)とマンドラレン(ミンブル人)の故郷。農奴制社会。 トルネドラ(神:獅子神ネドラ) トルネドラ人が住む帝国。商業国家で絶大な財力を誇るが強力な軍団も持ち、協約により西方の街道を守護している。 西方諸国の中南部にある。首都はトル・ホネスで、その他有力貴族の根拠が大都市として存在する。 現在の統治者は皇帝ラン・ボルーン23世。セ・ネドラはラン・ボルーン23世のたったひとりの愛娘。 マラゴー(Maragor)(神:蝙蝠神マラ) マラグ人が住んでいた国家。現在のトルネドラ南東部に位置していた。 膨大な量の黄金を産出・埋蔵していたため、それを狙ったトルネドラ帝国が「人食いを行っている(宗教的理由である)」ことを口実に侵攻。マラグ人は絶滅の憂き目にあい、物語開始時点ではほぼ無人の領域と化していた(このためマラ神はトルネドラ人を激しく憎悪している)。 理由は不明だが、女子の出生率が男子の8,9倍に上っており、独特の社会制度を持っていた。タイバはたった一人の生き残りのマラグ人だが……? ニーサ(Nyssia)(神:蛇神イサ) ニーサ人が住む国。麻薬国家。 西方諸国の中では最南部にあり、国土のほとんどを熱帯林が占めている。首都は「蛇の河」沿いにあるスシス・トールで、他に都市と呼べるほどの町はない。 創始者はイサに仕えた巫女・サルミスラ(初代)。歴代の統治者は全員『サルミスラ』を名乗る。十人程度の女の子供を「サルミスラ」候補として寸分たがわぬ容貌になるよう教育し、そのなかから後継者が選ばれるという習慣がある。
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センダリア(Sendaria)(神:すべての神) 諸民族の混血であるセンダリア人が住む王国。農業国家。西方諸国の中西部にある。現在の統治者はフルラク王。この国にあるファルドー農園でガリオンは育ち、ダーニクもこの国で生まれ育った。 ウルゴランド(Ulgoland)(神:ウル) ウルゴ人が住む国。地下国家。西方諸国のほぼ中部にある。この国を統率する者はみな『ゴリム』を名乗る習慣がある。レルグはこの国の住人で、次期ゴリムの父親である。 アレンディア(Arendia)(神:雄牛神チャルダン) アスター人とミンブル人が住む国。貴族国家。統治者はコロダリン王とマヤセラーナ王妃。西方諸国の西部にある。この国の王は『コロダリン』、王妃は『マヤセラーナ』と名乗る習慣があり、共同統治という形をとっている。レルドリン(アスター人)とマンドラレン(ミンブル人)の故郷。農奴制社会。※ミンブル人の血と文明を受け継ぐ民は、ダラシア保護領のペリヴォー島に居住している。 トルネドラ(Tolnedra)(神:獅子神ネドラ) トルネドラ人が住む帝国。商業国家。西方諸国の中部にある。現在の統治者は皇帝ラン・ボルーン23世→ラン・ボルーン24世(=ヴァラナ皇帝)。セ・ネドラはラン・ボルーン23世のたったひとりの愛娘。ヴァラナはボルーン家と盟友関係にあるアナディル家の出身で、セ・ネドラから慕われている。前作『ベルガリアード物語』では《休暇》と称してアンガラク国家との戦争に参加し、のちに後継者のいないラン・ボルーン23世の養子となった。 ニーサ(Nyssia)(神:蛇神イサ) ニーサ人(Nyissans)が住む国。麻薬国家。西方諸国の西部にある。創始者はイサに仕えた巫女・サルミスラ。歴代の統治者は全員『サルミスラ』と名乗る習慣があり、サルミスラに似た容貌の少女を20人揃えて教育し、そのなかからひとりだけ『サルミスラ』として選ぶという習慣がある。現在のサルミスラは前作で、ポルガラの魔術で蛇にされた。サディはサルミスラに仕える宦官長であった。
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