処女
「処女」とは、「性交の経験がない女性」のことを意味する表現である。名詞に接頭辞的について「初めての」という意味で用いられることもある。
性交を経験して処女でなくなることは「処女を喪失する」と表現されることが多い。「処女を失う」ともいう。場合によっては「処女を捨てる」「処女を卒業する」のように表現されることもある。
「処女」の対義語は一般的には「非処女」であるが、これは女性について「経験の有無」で対比した場合である。未経験の人について「性別」で対比した場合は「童貞」が対義語ということになる。
「処女」の基本的な意味
「処女」は、基本的には、異性とセックスした経験のない女性のことである。セックスした経験のない男性は「童貞」という。「セックスの経験」の具体的な線引きは多分に曖昧である。一般的には、異性との性交を行ったことがない女性を「処女」という。陰茎の膣への挿入(いわゆる本番)まで至っていなければ「処女」のままとする見解もあれば、キスやペッティングなどの性行為(肉体関係)があればすでに「処女」とは呼べないとする見解もある。
異性との性交経験はないが女性同士で性行為に及んだ経験があるレズビアンの女性を処女と呼ぶかどうかは、場合による。張形(ディルド)を膣に挿入した経験がある場合も、やはり見解による。
男性の場合は「性風俗店でお店の女性(プロ)との性行為は経験したが、一般人女性(素人)と恋愛などを通じて肉体関係になった経験はない」人を「素人童貞」といったりもする。
「貞操」や「純潔」を重視する価値観においては、「処女であるか否か」は女性の人生をも左右しかねない極めて重要な要素にもなり得た。「男女が(性的に)結ばれるのは結婚してから」という考え方に結びつくからである。
「処女」の発音・読み方
「処女」の基本的な読み方は、「しょじょ」である。ただし、文学作品などでは熟字訓的に「おとめ」「きむすめ」「おぼこ」などの読み方を当てることもままある。「おとめ(乙女)」も「きむすめ(生娘)」も「おぼこ」も、いずれも「処女」と同じ意味をもつ言葉である。
シヨジヨ
処女
「しょじょ」の例文・使い方・用例・文例
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