ΖII
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 00:55 UTC 版)
『Ζ-MSV』に分類される。当初の名称は「ΖガンダムMK II(簡易変形タイプ)」であった。 Ζガンダムの発展型で、先行して開発されていたメタスの構造を取り入れて変形機構を単純化し、生産性と操縦性を向上させている。 MA形態は大気圏突入ができず、大気圏内での飛行能力ももたないが、Ζガンダムにちなんで便宜上「ウェイブライダー (WR)」形態と呼ばれることが多い。宇宙戦闘機としては優秀であり、加速性能は当時のMSを凌駕する。 スペック的に同時期のMSと比較しても遜色なく、コスト・パフォーマンスも高く評価され、量産化に対する問題も少なかったため生産寸前までこぎ着ける。しかし、当時のエゥーゴの財政は逼迫しており、ΖΖガンダムの開発が優先されたため、一時的に廃案となる。しかし、第一次ネオ・ジオン抗争中期にエゥーゴ参謀本部の開戦派によって少数が生産されている。塗装は白・青・赤のトリコロールを基調とするが、ほかのガンダム・タイプより青の部分が多い。 頭部はΖ系のものとなっているが、ロールアウト当初はカメラアイ間に保護パーツがあり、バルカン砲は装備されていない。マスタッシュ配備機は、カメラアイ間に保護パーツがなくバルカン砲がある頭部に変更されたといわれる。 その後、宇宙世紀0095年に本機のコンセプトが流用され、可変式量産型MSリゼルとして地球連邦軍で採用されるに至っている。 武装 メガ・ビーム・ライフル 本機の主兵装。WR形態時では機体各部のジェネレーターと直結して、ハイパー・メガ・ランチャーに匹敵する威力を発揮する。銃口からビーム刃を発生させることも可能。 ビーム・ライフル Ζガンダムと同型のものを使用する。 ビーム・サーベル エゥーゴが調達していた汎用品で、ジムIIIなどと同じデバイズが採用されている。なお、収納部位は不明。 クレイ・バズーカ リック・ディアスや百式のものと同型。背部ラッチに2基装備することができ、WR形態でも使用可能。 当初の設定にはなかったが、アクションフィギュア『GUNDAM FIX FIGURATION』で初めて付属され、本機の武装としても認知されるようになった。 劇中での活躍 漫画『機動戦士ガンダムΖΖ外伝 ジオンの幻陽』では、宇宙世紀0088年10月のエゥーゴによるアクシズ攻略戦において、旗艦であるアイリッシュ級戦艦「マスタッシュ」所属のケイ・キリシマ大尉が搭乗。メタスやパブリクとともにビーム撹乱幕搭載ミサイルを装備して出撃、撹乱幕形成後はネオ・ジオンのバーン・フィクゼス大尉のドライセンと交戦し、右脚を切断されながらも撃破寸前まで追い詰めるが、ソーラ・システムの照射時刻が近づいたため帰投する。この戦闘においては、当初予定していた通りの良好な性能が示されている。 ゲーム『機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク』では、トラヴィス・カークランドがアナハイム社にパイプがあったことから個人所有機として購入し、宇宙世紀0090年でのネオ・ジオンによるグレミー派掃討での任務でヴィンセント・グライスナー搭乗のギラ・ドーガ、クロエ・クローチェ搭乗のトーリスリッターとともにアンネローゼ・ローゼンハイン搭乗のクィン・マンサと交戦する。塗装はトラヴィスが一年戦争時に所属していた「スレイブ・レイス」の部隊カラーを踏襲した濃淡グレーを基調とする。
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