Δ結線とは? わかりやすく解説

Δ結線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 23:52 UTC 版)

三相交流」の記事における「Δ結線」の解説

Δ結線(デルタけっせん, さんかくけっせん)は、三相各相を相電圧が加わる向き接続し閉回路とする結線三角結線さんかくけっせん)、デルタ結線とも表記する。 Δ結線における、線電流と相電流の関係は次の通り。 線電流大きさは、相電流大きさの 3 {\displaystyle {\sqrt {3}}} 倍に等しい 線電流位相は、対応する電流に対して30°遅れている 線間電圧は相電圧等し上の三つの関係を数式で表すと I a ˙ = 3 I ˙ a b ∠ − π 6 I b ˙ = 3 I ˙ b c ∠ − π 6 I c ˙ = 3 I ˙ c a ∠ − π 6 E ˙ a b = E ˙ a E ˙ b c = E ˙ b E ˙ c a = E ˙ c {\displaystyle {\begin{aligned}{\dot {I_{a}}}&={\sqrt {3}}{\dot {I}}_{ab}\angle -{\frac {\pi }{6}}\\{\dot {I_{b}}}&={\sqrt {3}}{\dot {I}}_{bc}\angle -{\frac {\pi }{6}}\\{\dot {I_{c}}}&={\sqrt {3}}{\dot {I}}_{ca}\angle -{\frac {\pi }{6}}\\{\dot {E}}_{ab}&={\dot {E}}_{a}\\{\dot {E}}_{bc}&={\dot {E}}_{b}\\{\dot {E}}_{ca}&={\dot {E}}_{c}\\\end{aligned}}} となる。 Y結線とΔ結線の相電圧と相電流の差を利用しかご形三相誘導電動機Y結線始動し途中でΔ結線に切り替えることによって始動電流3分の1抑えるスターデルタ始動法(Y-Δ始動法)が存在する

※この「Δ結線」の解説は、「三相交流」の解説の一部です。
「Δ結線」を含む「三相交流」の記事については、「三相交流」の概要を参照ください。

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