ΔTの計算
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 14:50 UTC 版)
1日の長さ、すなわち地球の自転周期 T は、地球の自転速度 ν = 1/2π dθ/dt を用いて T = 1/ν と表わすことができる。したがって、周期の変化速度はこれを微分して dT/dt = −1/ν2 dν/dt と表わされる。ただし、通常は現在の周期からの比率になおした量 α = 1/T dT/dt = −1/ν dν/dt が用いられる。この量はある時間の経過後に周期が現在の値から何パーセントだけ変化するかを表わすので1/時間の次元を持ち、通常は「ミリ秒/日/世紀」(ms/day/cy) の単位が用いられる。
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