不凍液
エンジンの冷却水に混合し、氷点降下を起こさせる添加剤。冷却水は氷結すると体積が膨張し、ラジエーターやシリンダーなどを破損することがあるため、冷却水にエチレングリコールを主成分とする不凍液を混入して、氷点を下げて凍結を防ぐ。また、沸点上昇作用もある。しかし水より比熱が小さいため、混入すると水だけの場合より冷却作用は低下する。
参照 クーラント不凍液
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/21 00:18 UTC 版)
不凍液(ふとうえき)とは、水冷エンジンや住宅の暖房ヒーターの一部などの内部を循環する冷却水の一種で、冬期(寒冷地)において凍結しないように作られた液体のことである。この他、恒常的に氷点下の低温を扱う冷凍機械に利用される場合もある。
- ^ “エンジン冷却水の選択肢! スポーツクーラントが注目を呼ぶ理由”. 2023年11月21日閲覧。
- ^ ただしVWのゴルフ6の取扱説明書には成分がエチレングリコールであることが書かれており、必ずしも「欧州車=プロピレングリコール」ではない模様である。
- ^ “スーパーグレード クーラント 青”. 古河薬品工業株式会社. 2018年10月20日閲覧。
- ^ “自動車の不凍液やバッテリー、エンジンオイルを下水道に流してもよいか”. 横須賀市ホームページ (2011年9月21日). 2018年10月20日閲覧。
- ^ “NV350キャラバン 送迎タイプ”. 日産自動車ホームページ. 2018年10月27日閲覧。
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