羊栖菜
肘木
鹿尾菜
ヒジキ Sargassum fusiforme (Harvey) Setchell
ヒバマタ目 ホンダワラ科 (Fucales Sargassaceae)
（生標本写真）
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（生標本写真）
（糸状根写真）
からだは円柱状で主軸から多くのプリプリした枝や小枝を出す。枝や小枝も円柱状であるが，中央部でやや膨らみ，中空になって気胞となるものもある。波当たりのやや強い岩上に匍匐する糸状根で岩上に着生する。春にはナタの様な形をした葉が，基部近くにみられることがある。春から初夏にかけて岩上を完全に覆い隠すように繁茂し，生殖細胞（卵や精子）を放出した後は枯れて，直立部は消失するが，岩上に匍匐した糸状根は生残する。そのようにして糸状根は７～８年生き続けるという。食用に刈り取っても，糸状根が生残っていれば翌年には新芽を出す。生体は黄褐色～琥珀色。
比之木
海鹿
羊栖菜
鹿尾菜
羊栖菜
鹿尾菜
鹿角菜
ヒジキ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/04/21 05:34 UTC 版)
ヒジキ（鹿尾菜[2]、羊栖菜[2]、学名: Sargassum fusiforme）は、ヒバマタ目ホンダワラ科ホンダワラ属に属する褐藻の1種である。ときに長さ1メートル以上になる大型の海藻であり、棍棒状の葉をつける。波の荒い海岸の岩礁域潮間帯下部に繁茂し、春から初夏に生殖器を付けて成熟、夏になると大部分が消失するが、繊維状の付着器が残ってそこから芽を出して生長する。日本を含む東アジア沿岸域に分布し、日本では北海道南西部以南に分布するが、日本海側北部にはほとんど見られない。
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