ヒシ属とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ヒシ属の意味・解説 

ヒシ科

(ヒシ属 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/02/19 00:49 UTC 版)

ヒシ科
オニビシ(広義)
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: フトモモ目 Myrtales
: ヒシ科 Trapaceae
  • ヒシ属 Trapa
  • Trapago

ヒシ科 (Trapaceae) は双子葉植物の科で、すべて一年生の水草。現生種はヒシ属の数種のみからなり、ユーラシア北アフリカに分布する。日本にはヒシオニビシヒメビシがある。化石種もいくつか知られ、古いものでは7千万年ほど前(白亜紀末)に遡るTrapago 属がある。

かつてはアカバナ科に入れられたが、水中生活に適応して特殊化しているため分離された。APG植物分類体系ではミソハギ科に含めている。

形態

菱形の浮葉を茎から放射状に展開し、水面を覆う。果実には2-4本の棘を持ち、デンプンを蓄積して大型になる。

利用

ヒシやトウビシなどの実は食用となる。

文献によって、学名に与えられる和名が異なることが多い。ここで示す学名も、文献によっては異なる種にあてられることがある。

  • トウビシ (Trapa bicornis)
  • トラパ・ビスピノサ (Trapa bispinosa)
    • イボビシ (Trapa bispinosa var. makinoi) - ヒシの種内変異であるともされる。
  • ヒメビシ (Trapa incisa)
  • ヒシ (Trapa japonica)
  • オニビシ(広義) (Trapa natans)
    • オニビシ(狭義) (Trapa natans var. japonica)
    • メビシ (Trapa natans var. rubeola) - オニビシの一形態とする場合もある。

「ヒシ属」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヒシ属」の関連用語

ヒシ属のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヒシ属のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヒシ科 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS