幼児・児童・高齢者・障害者などに対し、その保護、世話、養育、介護などを怠り、放任する行為のことをいいます。身体的・精神的・性的虐待とならぶ虐待のひとつであり、日本では特に子どもへのネグレクト、「育児放棄」を指すことが多いようです。近年では高齢者に対して世話・介護を怠るネグレクトも増加しており、それぞれ「児童虐待防止法」(平成12年施行)「高齢者虐待防止法」(平成18施行)にも明確に定義されています。
ネグレクトはその状況により、物理的には問題がないのに保護を放棄する積極的ネグレクトと、知識・経済力の不足や疾患のために保護ができない消極的ネグレクトに分けられますが、基本的には、保護者の意識が対象に向かっていない状態といえます。子どもの場合、成長に必要不可欠な食物を与えない、予防接種や病気の治療を受けさせない、情緒的ケアをしない、1人で長期間放置する、学校へ行かせないなどがあり、幼少時期にこういったネグレクトにさらされた場合、適切な親子関係が築かれないために、将来の人格形成などに重大な影響を及ぼすと言われています。
なお、ネグレクトや虐待を受けている可能性がある子どもを発見した場合、医師と看護師の場合はただちに地域の児童保護局に届けることが義務づけられており、また、された側が負傷・死亡した場合には、ネグレクトをした者が刑法により処罰の対象となります。
ネグレクト
ネグレクト
ネグレクト neglect
全体 ★☆☆☆ 60歳以上 ★☆☆☆
- 2の意味で用いられることは以前からあったが,一般には余り広まらなかった。「児童虐待防止法」(2000年施行)の制定を機に,1の意味で用いられることが急増し,一般にも広まり始めた。
- 「児童虐待防止法」(2000年施行,2004年改正)では,児童虐待の一つとして「児童の心身の正常な発達を妨げるような著しい減食又は長時間の放置」「保護者としての監護を著しく怠ること」を挙げる。これを指して「ネグレクト」ということがあるが,一般には分かりにくい。
- 上記の法律では他に,身体的な虐待,性的な虐待,心理的な虐待を,児童虐待として規定している。
- 児童に対する場合のほかに,高齢者や障害者に対する介護を放棄することを指して使われることがあり,「介護放棄」と言い換えることができる。児童,高齢者,障害者を包括して,「世話の放棄」などと言い換えることも考えられる。
ネグレクト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/06/02 01:04 UTC 版)
ネグレクト(英: neglect[† 1])は児童虐待、障害者虐待、高齢者虐待のひとつであり、子供に対するそれは育児放棄、育児怠慢ともいう。また、ペットの飼育放棄に対しても指すことがある[1]。neglectの原義である「怠慢・粗略」「無視・軽視」[2]から生まれている。
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- 1 ネグレクトとは
- 2 ネグレクトの概要
- 3 脚注
品詞の分類
| 名詞およびサ変動詞(態度) | 馬鹿騒ぎ 依違 ネグレクト 委順 心中立て |
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