権記
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正暦2年(991年)から寛弘8年(1011年)までのものが伝存し、これに万寿3年(1026年)までの逸文が残っている。自筆本は伝わらない。最も古い写本は、鎌倉時代以前に筆写された伏見宮本(宮内庁書陵部蔵)である。同時期の日記に『小右記』(藤原実資)、『御堂関白記』(藤原道長)がある。
参考文献
- 黒板伸夫『藤原行成』(吉川弘文館・人物叢書、1994年)
- 倉本一宏『藤原行成 「権記」全現代語訳』(講談社学術文庫 全3冊、 2011-2012年)
- 抜粋版『権記 日本の古典』(倉本一宏編、角川ソフィア文庫 ビギナーズ・クラシックス、2021年)
- 読み下し文は国際日本文化研究センター「摂関期古記録データベース」で公開されている。
出典
- 朝尾直弘・宇野俊一・田中琢 編『角川 新版 日本史辞典』角川書店、東京、1996年。ISBN 978-4040320007。
- “摂関期古記録データベース”. 国際日本文化研究センター. 2024年6月12日閲覧。
- ^ 倉本一宏『藤原行成「権記」全現代語訳』の「はじめに」より
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