図書館戦争 作中設定

図書館戦争

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/25 14:00 UTC 版)

作中設定

設定に関する説明は、特に断りのない限り、原作小説の設定あるいは派生作品(外伝小説・漫画版・アニメ版・実写版)と共通するものである。

図書館法

1988年に発足したメディア良化委員会による検閲に抵抗するため、それまでの図書館法全3章を基礎に『図書館の自由に関する宣言』の主要章題を付け加える形で改定された新たな図書館法。図書館の武装化根拠法となっている。

この「図書館の自由に関する宣言」は実在の宣言文の主文から一部改変して引用されており[注 4][注 5]、作中でも多く登場している。

法律構成

全4章、34条で構成。

  • 第1章 - 総則(第1条 - 第9条)
  • 第2章 - 公立図書館(第10条 - 第23条)
  • 第3章 - 私立図書館(第24条 - 第29条)
  • 第4章(図書館の自由) - 図書館の武装化(第30条 - 第34条)
    • 第30条 図書館は資料収集の自由を有する。
    • 第31条 図書館は資料提供の自由を有する。
    • 第32条 図書館は利用者の秘密を守る。
    • 第33条 図書館はすべての不当な検閲に反対する。
    • 第34条 図書館の自由が侵される時、我々は団結して、あくまで自由を守る。

運用詳細はメディア良化法と同じく施行令で随時補われる。

図書隊

図書館が図書館法第四章(通称、図書館の自由法)を根拠として正化16年(2004年)に設立した独自の防衛組織シンボルマークカミツレ(カモミール)の花と本を組み合わせたもの(カミツレは後述の「日野の悪夢」において命を落とした稲嶺夫人が好んだ花であり、花言葉は「苦難の中の力」)。全国10地区に図書隊基地を設置している。

国家機関である良化特務機関に対抗するため広域地方行政機関としての性質を持ち、独自の人事予算管理を行う。これは「中小都市における公共図書館の運営」(通称:中小レポート)により国立国会図書館以外の全図書館が地方自治体に属し、中央組織が存在しないためだが、よって資金面の課題も存在する。良化法の施行以来公共図書館の役割は急激に増し、各自治体では目的税として図書館税が導入されていった。

当初の体制は拳銃を装備した警備隊程度のものだったが、「日野の悪夢」等に見られる良化法賛同団体によるテロや、良化特務機関の威力的検閲のエスカレートに伴い防弾衣や軍用銃などが配備され[注 6]、図書隊制度確立と防衛力強化が進むこととなった。図書隊および良化特務機関は超法規的解釈により、戦闘行為を行っても第三者の生存権財産権を侵さない限りは、たとえ死傷者が出たとしても司法が介入することはない。交戦規定上、市街地等での発砲権はなく、図書隊の図書館施設外における武装には申請が必要である。本来互いを殺傷する目的での交戦は禁止されており、弾薬は弱装弾が使用される。専守防衛の図書隊だが、抗争が激化する現在、実戦経験では警察はおろか自衛隊をも凌ぐとされる、より危険度の高い職業となっているのが実情である。

従来の日本国内の機関と異なり、映像化・マンガ化の際の礼式基準では敬礼は挙手注目による敬礼とされる。なお、テレビアニメ版においては図書隊の敬礼時に左手での挙手が行われている。

図書隊の組織構成

全国組織

図書隊は以下のように全国10区に区分され、各基地が機動的に対応する。所属人員数は総計約30000人[20]。本作の舞台はこのうちの関東図書隊である。

  • 北海道図書隊
  • 東北図書隊
  • 関東図書隊
  • 北陸図書隊
  • 中部図書隊
  • 関西図書隊
  • 中国図書隊
  • 四国図書隊
  • 九州図書隊
  • 沖縄図書隊

各組織

業務部
通常の図書館業務担当の部署。業務部員が所属する。本の配架やレファレンスなど司書関係の仕事を担当する。
防衛部
防衛業務を担当する部署。防衛員が所属する。図書館および関連施設の警備や、蔵書の破損・盗難などに対する警戒業務、検閲抗争や良化法賛同団体のテロ行為に対する防衛戦を主な任務としている。
通常装備は特殊警棒手錠、拳銃 (SIG P220)。
図書特殊部隊(ライブラリー・タスクフォース)
通常図書館業務から大規模制圧戦まで、全業務に精通する精鋭部隊。関東図書隊では50名強の図書特殊部隊員が所属している。
5 - 6名ごとの班(堂上班は4名構成)で平時は基地に駐屯し、市街哨戒のほか各図書館の要請に応じて出動する。図書館業務のほかにも戦闘訓練などを行っており、班ごとにローテーションでシフトを組んでいる。
図書館で起きる事件(痴漢窃盗)に関しては、即座に不審人物や犯人の確保に努めるために、囮捜査を実行することもある[注 7]
防衛部のなかでもずば抜けた高い能力を持つ者が揃い、適性や資質なども選抜基準に含まれる。そのため防衛部である程度の経験を積んでから転属になるのが普通で、郁と手塚の両名が新人訓練終了後に直接配属されたのは異例である。
主な個人装備は、防衛員の装備に加え、自衛隊から払下げられた64式7.62mm小銃89式5.56mm小銃9mm機関けん銃SIG P220拳銃である(弾は弱装弾を配備)。任務によっては無線機ファーストエイドキットの携行、防弾仕様の大盾を使用することもある。その他UH-60JAヘリコプター化学兵器によるテロを想定した防護服なども配備されている。
戦闘時には防衛員、図書特殊部隊員ともに機関けん銃または自動小銃を装備し、派生作品によるとオリーブドラブ色の戦闘服戦闘用ヘルメットボディアーマー、エルボーパッドとニーパッドを着用するスタイルが基本である。アニメ・映画版では、ヘルメットの上にゴーグルも装着している。
後方支援部
蔵書や戦闘装備の調達整備、その他物流一般を担当する部署。管理職以外は一般の商社アウトソーシングしており、アウトソーシング人員の階級は部内に限定される。
総務部
図書隊人事などを管轄する。柴崎麻子が所属している。
図書大学校
図書隊制度発足と同時に設立された図書隊附属教育機関(大学ではなく大学校なのもこのため)。開校後10年で閉校。辞職する司書が続出した当時、優秀な図書隊員を早期育成する目的で発足した。学生は在学中から準図書隊員としてOJTを受け、卒業後は成績によって直ちに三等図書正または図書士長に任命された(正化31年現在は、大卒者は一等図書士・高卒者は二等図書士が初任階級となる)。堂上と小牧の両名は図書大学校最後の卒業生に含まれる(卒業と同時に三等図書正に任官)。閉校理由は目標人員数が確保できたためとされているが、これについては種々の噂が囁かれている。
情報部
実験構想中の情報機関。
小説に名称のみ登場する部署
法務部
施設整備部

その他の図書隊の機関

査問委員会
隊員の関わった問題に対して査問内部監査を行う機関。

問題点

組織体制
各図書館が独立運営だった法施行前の体制を反映し、図書基地司令と図書館長は同位の特等図書監となっている。そのため基地司令は有事の際しか区域内の図書館の管轄権限を持たず、館長にも異議の提案権が認められている。
原則派と行政派の対立
図書隊内における派閥闘争とも言えるのが原則派と行政派の対立である。図書隊員はその多くが図書館の原則と独立性を重視する稲嶺司令を中心とする原則派と、図書館を行政のコントロール下に置くべきとする行政派に別れる。各派内にも主張の違いはあるものの、概ね両派は折り合いが悪い。
第3の派閥
原則派とも行政派とも違う第3の派閥となるのが、手塚慧を筆頭とする「未来企画」である。図書隊を中央集権型の国家公務組織へ格上げすべきだと主張する図書館組織内の研究会であり、自らを中立派と呼称している。国家公務組織への格上げ、特に文部科学省の機関になることにより、法務省の下部組織である良化委員会と検閲その物の正当性を争えるという思想を持つ。しかしこれらを実行するには検閲対抗権(図書隊の主要な権限)を大きく譲らなければならず、実現したとしても検閲を根絶するには数十年単位の時間がかかるため、その間国民は検閲を強いられることとなる。

図書隊の階級呼称・階級章のデザイン

カミツレの花

昇進は三等図書正までが試験と考課、以降は考課のみの査定。試験は半年に1度行われる。現在図書士長から三等図書正への昇任は、士長までを一定期間務めていないと受験資格である部長の推薦がもらえず、推薦をもらった最初の年の試験で昇任することは初年度昇任と呼ばれる。業務部は真面目なだけでなく、積極的なイベント提案などの勤務態度が考課の加点に繋がる。防衛部は捕り物の検挙率や抗争・攻防戦での活躍のほか、あらゆる重要な任務での多大な実績が考課の加点の対象になる。

階級章のデザインに用いられているカミツレの花は、「日野の悪夢」で亡くなった稲嶺夫人が好んでいたものである。稲嶺は階級章を決める際に、意匠にカミツレを入れることを考案した。花言葉は「苦難の中の力」[注 8]。作中では、郁と堂上に大きな影響を与える重要な花となる。

特等図書監
図書基地司令、大規模な図書館の館長などの職務を務める。階級章は大きな1つのカミツレの花。
一等図書監
図書基地副司令などの職務を務める。階級章は二重の閉じた本の上に3つのカミツレの花。
二等図書監
準図書基地準司令、図書館長代理などの職務を務める。階級章は二重の閉じた本の上に2つのカミツレの花。
三等図書監
隊長などの職務をつとめる。階級章は二重の閉じた本の上に1つのカミツレの花。
一等図書正
階級章は閉じた本の上に3つのカミツレの花。
二等図書正
階級章は閉じた本の上に2つのカミツレの花。
三等図書正
階級章は閉じた本の上に1つのカミツレの花。
この階級以上の隊員は公用車の使用、「見計らい権限」の行使が可能。
見計らい図書に指定されたものは図書館の購入予定図書となり良化隊による検閲を免れるが、規定予算外の図書の購入を通常一隊員が判断することはない。
図書士長
図書大学校出身者は入隊時この階級か三等図書正に任命される。階級章は三重のV字に開いた本。
一等図書士
大卒の隊員は入隊時にこの階級に任命される。階級章は二重のV字に開いた本。
二等図書士
短大卒の隊員は入隊時にこの階級に任命される。階級章は一重のV字に開いた本。
三等図書士
高卒の隊員は入隊時にこの階級に任命される。階級章は閉じた本が1つ。

図書隊に関係する施設

関東図書基地
関東図書隊における中心基地で、関東各県の準基地を統括する。図書特殊部隊を擁するほか、新入隊員の訓練も行われる。武蔵境に所在する。
アニメ版では航空自衛隊入間基地がモチーフとなっている[21]
独身寮官舎も整備されており、寮では基本的に女子は2人部屋、男子は4人部屋になるが、三等図書正以上の者は空きがあれば女子は個室、男子は2人部屋が与えられる(男子寮で個室になるのは二等図書正から)。男子寮と女子寮はロビー等の共有スペースを挟んで同じ建物を二手に分けた構造で、それぞれに寮監がいる。
武蔵野第一図書館
関東図書基地に隣接する基地付属図書館。周辺の図書館と連携した共同保存図書館(デポジットライブラリー)も兼ねるため、公共図書館としては都内最大級の蔵書量、貸出数を誇る。
アニメ版では国立国会図書館(東京本館)がモチーフとなっている[21]
奥多摩訓練場
奥多摩山中にある図書特殊部隊専用の訓練施設。射撃場、グラウンド、降下(リペリング)訓練塔を備えた屋内訓練用隊舎と宿舎がある他は、郁曰く手入れが行き届いていない山野が広がっている。特殊部隊員は3か月に一度、2班ずつ交代で2週間の特殊訓練を受けることになっている。新隊員配属時は新隊員を受け入れた班を含めた3班で1か月半の集中訓練を行った後、野外行程が実施される。

メディア良化法

1988年に日本で制定された、青少年に悪影響を与える有害情報人権を侵害したり公序良俗を乱す表現を取り締まるための法律。実質的検閲の合法化と言える[注 1]。興味本位の過激なイエロー・ジャーナリズムによる報道被害が社会問題化していたという現実の昭和末期と同様の状況[注 9]に加え、スキャンダルを追いかけることに血道を上げる余りマスメディアが持つ権力監視機能が機能していなかったことと、国民の政治への無関心が、本来なら成立するはずのないこの法律を成立させた背景にある。

この法律に基づき、法務省(アニメ版では司法省)の下部組織として「メディア良化委員会」が発足した。その運用に外部機関による監査などの制度は設けられておらず、メディア良化法ならびにメディア良化委員会を批判する報道を取り締まるなど不当な行使が可能な点も問題とされる。アニメ版では更にマスメディアがメディア良化委員会側の主張を正当化し、図書隊側を中傷する等の偏向報道を行っており、公正な報道を逆に歪める結果となっている。この事からも立法の趣旨を逸脱し、全体主義的な翼賛体制を強化するような変質を遂げている。

メディア良化委員会

メディア良化法の施行に伴って設立された法務省の下部組織。各都道府県に代執行機関となる良化特務機関(メディア良化隊)を設置し、公序良俗を乱すあらゆるメディアに対する取り締まりを行う。その内容は小売店に対しては入荷物の検閲版元には流通差し止め命令、マスコミには放送禁止・訂正命令、インターネット上ではプロバイダーへの削除命令など多岐に渡り、事実上の言論統制となっている。これによって書籍の価格も法施行前より十倍から数十倍ほどに高騰した。財産権の侵害になり得る個人の所有物にあたる物品は基本的に対象外だが、解釈の余地の広い検閲基準は随時細則や施行令で補われる。取り締まりに抵抗する者に対しては武力の行使が正当化されており、その裁量権は執行機関に委ねられるという極めて恣意的なものである。作中においてメディア良化委員会側の視点による正義は一切語られることがない[注 10]。図書館法により検閲に抵抗する図書隊とは対立関係にある。

メディア良化隊による検閲権の執行に際しては、代執行宣言の通達と周辺道路の交通規制等がなされる。図書隊と同じく、市街地での発砲権は申請を行わない限り認められないが、アニメオリジナルエピソードでは深夜の住宅街で小牧に発砲し左足を負傷させた他、抗争の終了間際に児童館に侵入した子供に威嚇目的で発砲するなどの不祥事が小牧の口から語られた。しかし、良化委員会側は地域住民からの苦情など明確な抗議が入らない限り不問とし、銃撃による弾痕などの証拠も隠蔽する(小牧はこの良化委員会のやり方について「あいつらにとってルールは守るためじゃなく、上手に破るためにある」と揶揄している)。

良化隊の正式装備は日本警察のような紺の制服と警察の特殊部隊のような戦闘服に、MP5サブマシンガン狙撃銃等を装備する。制服とエンブレムは媒体毎に異なり、漫画版では詰襟型、アニメ版ではナチス突撃隊風のエンブレムと制服になっている。

麦秋会(ばくしゅうかい)

メディア良化法を支持する政治団体で、誘拐・脅迫等の犯罪行為も厭わない過激派集団。稲嶺と郁を誘拐し、メディア良化委員会側に不利益な証拠となり得る収集図書の破棄を強要する他、実写映画版では組織の幹部が「日野の悪夢」の首謀者と同じ装飾品を身に着けており、同一人物であると思わせる描写がなされた。小説中では良化特務機関との関係性も不明瞭だったが、実写映画では明確に良化特務機関の指示で活動している。

日野の悪夢

正化11年(1999年)2月7日、メディア良化委員会に同調する政治結社が、当時公共図書館としてシンボル的存在であった日野市立図書館を襲撃した事件。館長を務めていた稲嶺は右足を失う重傷を負い、稲嶺の妻を含め12人の死者を出した上、図書館の蔵書も1冊を除き全損するなど未曽有の大惨事となった。被害が拡大した原因として、図書隊制度が確立されていなかったために周辺図書館との連携が遅れたことや、警察の介入が大幅に遅れたことなどが挙げられる。後段の理由や襲撃犯が軍用銃等で重武装していた点から、影で良化委員会が糸を引いていたのではないかという噂が今なお絶えない。良化委員会側はこの噂を否定している。実行犯は逮捕されたものの、後の捜査が不自然に打ち切られたことに何らかの圧力が働いたとの見方が強く、図書隊と警察機関との亀裂が深まる結果となった。

これ以降図書隊は稲嶺を中心に本格的な防衛力を備え、良化特務機関との抗争は銃火器などを伴うより激しいものへとなっていった。

元号「正化」

作品世界では1989年の改元において、昭和に続く元号平成ではなく「正化(せいか)」となっている。よって物語開始時点の西暦2019年は正化31年である。「正化」は実際に昭和の次の元号として「平成」「修文」と共に最終候補とされたものである。これについては平成#概説を参照。


注釈

  1. ^ a b 作中における検閲とは建前として「事後抑制」にあたり、憲法第21条の定める検閲の禁止には抵触しないという憲法解釈に沿っている。日本における検閲を参照。
  2. ^ 茨城県庁のある場所は水戸市笠原町である。
  3. ^ 話しの展開の都合上、登場しない回もある。
  4. ^ 実際の「図書館の自由に関する宣言」は以下の通り。括弧内が作中の設定における変更点である。
    第1 図書館は資料収集の自由を有する
    第2 図書館は資料提供の自由を有する
    第3 図書館は利用者の秘密を守る
    第4 図書館はすべての(不当な)検閲に反対する
    図書館の自由が侵されるとき(→ )、われわれ(→ 我々)は団結して、あくまで自由を守る[19]
  5. ^ 本来の宣言文第4は1979年5月30日の改訂で変更され、「不当でない検閲はない」という理由から「不当な」の文言が削除された。作品世界で使用されているものはそれ以前の文面である。
  6. ^ いずれも所有兵器は自衛隊払い下げである。
  7. ^ 図書隊では囮捜査が許可されており、『図書館危機』および『別冊図書館戦争I』にて、郁が囮役として任務にあたっている。
  8. ^ カミツレの花言葉には似た意味で「逆境の中の活力」「逆境に耐える」、そのほかには「親交」「仲直り」がある。
  9. ^ 写真週刊誌#過当競争時代を参照。
  10. ^ 俯瞰的描き方は一切なく、これは図書隊側が掲げる正義をも自問させるものとなると共に、作家である立場から検閲を行う理念は書けないという著者の意思によるものでもある[22]
  11. ^ 笠原郁のキャラクター像誕生のきっかけにもなっている。文庫版『図書館内乱』有川浩×児玉清の文庫化特別対談399頁 - 400頁より。
  12. ^ 「SPITFIRE」とは英語俗語で「じゃじゃ馬娘」の意味。
  13. ^ 2011年3月23日放送開始予定として、仙台放送のタイムテーブル上で一度発表されたが、東北地方太平洋沖地震の影響で開始延期となった。同5月11日は、第6話・第7話を連続放送。

出典

  1. ^ a b 石井ぜんじ / 太田祥暉 / 松浦恵介『ライトノベルの新・潮流 黎明期→2021』スタンダーズ、2022年1月1日、92頁。ISBN 978-4-86636-536-7 
  2. ^ a b 榎本秋『ライトノベル最強!ブックガイド 少年系』NTT出版、2009年12月3日初版第1刷発行、143頁。ISBN 978-4-7571-4231-2 
  3. ^ “「図書館戦争」井上麻里奈&前野智昭が登場! 懐かしいのに新しい…リバイバルコメンタリーイベントが開催”. アニメ!アニメ!. (2020年6月8日). https://animeanime.jp/article/2020/06/08/54181.html 2021年2月5日閲覧。 
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  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n 『月刊ニュータイプ 2008年7月号』角川書店、2008年7月1日、135頁、ASIN B001AIM50O
  6. ^ a b c d e f g h i 図書館戦争(実写作品)”. allcinema. 2023年10月22日閲覧。
  7. ^ a b 『別冊オトナアニメ オトナラノベ』洋泉社、2011年3月22日発行、36-37頁、ISBN 978-4-86248-684-4
  8. ^ a b c d e f g h “[図書館戦争(アニメ) https://www.allcinema.net/cinema/329514]”. allcinema. 2023年10月22日閲覧。
  9. ^ 文庫版『図書館革命』有川浩×児玉清の文庫化特別対談384頁より。
  10. ^ 映画『図書館戦争』撮影現場会見 (2012年11月8日)参照。
  11. ^ a b 図書館戦争 THE LAST MISSION”. allcinema. 2023年10月22日閲覧。
  12. ^ 作者曰くもともと登場する予定はなかったとのこと。
  13. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 図書館戦争 革命のつばさ”. allcinema. 2023年10月22日閲覧。
  14. ^ 活字倶楽部』'08秋号(雑草社、2008年12月)掲載の有川浩のインタビューを参照
  15. ^ a b c d e f g h 図書館戦争”. メディア芸術データベース. 2023年10月22日閲覧。
  16. ^ a b 図書館戦争 BOOK OF MEMORIES”. allcinema. 2023年10月22日閲覧。
  17. ^ 文庫版『別冊図書館戦争I』文庫化記念 有川浩インタビュー 315頁より。
  18. ^ 劇場アニメ Blu-ray/DVD オーディオコメンタリー女子組18分30秒付近より。
  19. ^ 図書館の自由に関する宣言”. 日本図書館協会. 2013年11月4日閲覧。
  20. ^ アニメ版第2話より。
  21. ^ a b アニメ版DVD第1巻初回限定版特典別冊付録「DVD SPECIAL BOOKLET」pp.19 - 24。
  22. ^ 『図書館革命』あとがき、『『別冊+act』vol.11 スペシャル対談』ワニブックス、2013年3月21日。 
  23. ^ 有川浩「LIFE&WRITE バイオグラフィと全作品解説」『野性時代 vol.38』2007年1月号、角川書店、ISBN 4-04-722088-4
  24. ^ Yahoo!ブックス - インタビュー(2006年2月22日)、参考文献も参照のこと。
  25. ^ 『図書館戦争』あとがき、および第413回『トップランナー』(2008年9月8日放送)での有川浩インタビューより。
  26. ^ 須永和之「ちょっと待った!『図書館戦争』『図書館内乱』」・狩野ゆき「『図書館戦争』『図書館内乱』よもやま話-生徒とのやりとりから-」2稿とも『図書館雑誌』Vol.100、2006年12月号、日本図書館協会刊。
  27. ^ 有川浩、東條文規、手嶋孝典、真々田忠夫「インタビュー 有川浩(作家)『自由宣言』は勇ましい!」『ず・ぼん』No.13、2007年11月、ポット出版刊、ISBN 978-4-7808-0108-8
  28. ^ 『図書館革命』あとがきより。
  29. ^ “人気小説『図書館戦争』がアニメ化!”. オリコンニュース. (2007年11月27日). https://www.oricon.co.jp/news/49981/full/ 2023年11月19日閲覧。 
  30. ^ 『このライトノベルがすごい!2008』宝島社、2007年12月6日、168頁。ISBN 978-4-7966-6140-9 
  31. ^ “第39回星雲賞長編部門 図書館戦争 電脳コイル、20世紀少年も受賞”. アニメ!アニメ!. (2008年8月24日). https://animeanime.jp/article/2008/08/24/3574.html 2023年11月19日閲覧。 
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  69. ^ 図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編 9”. 白泉社. 2021年6月21日閲覧。
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  72. ^ 図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編 番外編”. 白泉社. 2021年6月21日閲覧。
  73. ^ 図書館戦争 SPITFIRE!”. KADOKAWA. 2021年6月21日閲覧。
  74. ^ a b c d e 『10th Anniversary ノイタミナクロニクル 完全保存版』KADOKAWA、2014年12月16日発行、109頁、ISBN 978-4-04-102888-9
  75. ^ a b c d 図書館戦争 革命のつばさ”. キネマ旬報WEB. 2024年1月13日閲覧。
  76. ^ キネマ旬報」2013年2月下旬決算特別号 207頁
  77. ^ 「図書館戦争 革命のつばさ」劇場プログラム(角川書店、2012年6月)p.26
  78. ^ 戦う白雪姫がトップ初登場!『愛と誠』を押さえて『図書館戦争』がベストテン入り!シネマトゥデイ 2012年6月19日






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